日だまりに咲く

2000年11月06日(月) 入園願書

今日の午後、幼稚園の入園申込書を提出に行った。
園へ向かう間、用紙を指して子供が問う。
「それはなぁに?」
幼稚園に4月から遊びに行ってもいいですかって
さっちゃんの事を先生にわかるように書いた紙だよ。
そう説明すると「ふ〜ん、そっか」
わかったのか、わからないのか彼は納得して歩いて行く。
幼稚園までの道のりもなんら変化はなく、いつものお散歩気分。
トンボがいたら捕まえるとか、川にはおばけが住んでいるとか。
かと思うと時々突拍子もない話題を振ってきたりもして
話していても飽きる事はない。
でもって幼稚園の前。お迎えの時間を過ぎ、
園内はお迎えに来た親の側で他の園児と遊具で遊ぶ子供がたくさんいて
まだまだ賑やか。そこへ門を押して中へ入る。
歓声をあげる子供に感心を向けるさっちゃんに「入って」と促すと
チラッとこちらを見て、園内へ一歩足を踏み入れた。
ゆきちゃんを抱いて職員室前へ向かうあたしの後ろで
突然「やだ〜〜〜っ、お母さぁ〜〜〜んっっ」とさっちゃんが大声で泣き出した。
「どうしたの?」聞いても答えず泣き喚く。
「この紙先生に渡しに行くだけよ。今日は置いて帰ったりしないから」
なだめていると職員室から園長先生が顔を出す。
「こんにちは」
聞いちゃいない。
どこへ行っても用心深いさっちゃんの泣きの先制攻撃、参った(^^;
とにかく声が大きいし……。
「聡志くん、ちゃんと御挨拶しよう」そう促してみても
ひたすら泣く。涙も凄いがお鼻も凄い(^^;
顔中全部大解放状態よ、汚いわっっ。
園長先生に「12月にまたもう一度来てね」と言われてひきつる息子。
あぁ、この先 頭が痛い……大丈夫かいな。
何はともあれ、泣き止まないし話を聞こうとしないし
すっかり被害妄想にふけこんで泣いているので
「よろしくお願いします」と頭を下げて、園を後にした。
門を出るとピタッと泣き止む。なんやねんっ!!!
絶対計算ずくだろ、お前さん(^^;

はぁ……登園はしばらく大変なんだろうなぁ。


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里伽 [MAIL]