メロディの無い詩集 by MeLONSWiNG
INDEX|前の詩へ|次の詩へ
風が強い日の午後 人混みを縫って歩く 空は果てしなく高い そしてどこまでも青い
夏の日が通り過ぎてゆく 残った仕事を片づけていると 窓の外に広がる景色と 時間の流れがずれてしまう
寂しい休日 音のない安らぎ
素顔のままで ふと耳をすませば 誰よりも早く 秋の呼ぶ声が聞こえる
あくびをしている猫を抱いて ぼんやり風の音を聞く いい日が続けばいいな このまま眠ってしまいたいな
素顔のままで うとうとと夢を見る 誰よりも早く 秋の匂いを感じる
明日天気になあれ 明日天気になあれ
|