メロディの無い詩集 by MeLONSWiNG
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気を取り直して プップクプー オモチャの笛を吹いてみた ウッドペッカーみたいな音で 夏の太陽が笑うように
あの娘は今頃ニヤケ顔 いつになっても返事がない もう待ってられないけど この笛吹いてソファーにごろり
誰かさんみたいにお腹が空いた また食べ物の話?
プップクプー プップクプー プププ・プップ・プー!!
バレルなピアノが足りないや ありったけのキャベツと 真っ赤な真っ赤なトマト ぐるぐるぐるぐる 過ぎゆく夏のお日さまに
今夜は一品プップクプー お皿を運んでぼく1人 美味しい顔で『いただきます』 君の分なんか残ってないよ
味見がしたいならねえ パウンドケーキが条件だ そしたらもすこし本気で作る
ごちそうさまもプップクプー 皿洗いも1人分ならホント 楽
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