メロディの無い詩集 by MeLONSWiNG
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君の声がききたい もう何日もきいてない 忙しくて すれ違いの日々
大切なこといつも 伝えられずに 余計なことばかり また言い過ぎる
君が黙って聞くだけの 長い長い長い電話 いつだってやさしくて ただ甘えていたけれど
だから次に会ったときは 訊きたいことがある 残した宿題との対話 大切なこと教えて
こうやって ふたりはいつも 上手に噛み合わずに 冗句も通じずに
僕だけバカみたいに マジになっちゃう
君の心の 本当のジョーク 見つけられるくらい 器用になれればいいのに いいのに
疲れないで もう少し相手をしてよ 上手にかわせるように 大人になるから
きっとね
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