メロディの無い詩集 by MeLONSWiNG
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君がオレンジになった日 |
2004年02月17日(火) |
ほんの些細なことで 僕らは言い争いをして 昨夜は背中合わせのまま 眠った
朝、目が覚めてみたら 君の代わりに1個のオレンジが 僕のとなりで 毛布にくるまっていた
君のイタズラだと思った 何もかもそのままの部屋 君はどこに? 君はどこに?君はどこに?
オレンジの皮をむいてみた 君の匂いがした 中から 血の色の果汁が流れ出した
中から 種の代わりに 君の指輪が出てきた 君はきっと悲しくて 僕の言葉で傷ついて
オレンジに姿変えてしまったの? ごめんね ごめんね ごめんね ごめんね
ごめんね ごめんね ごめんね ごめんね ごめんね ごめんね ごめんね ごめんね
僕は指輪を埋めた そこからオレンジの木が育ったら いつか綺麗な花を咲かせて
いつか大きな オレンジの実がそこになったら 中からきっと君が生まれてくるよね
『久しぶり』って笑いながら イタズラな笑顔で 出てきてくれるよね
その日まで僕は待ってる。。。 その日まで僕は待ってる。。。
LALALALA......
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