メロディの無い詩集 by MeLONSWiNG
INDEX|前の詩へ|次の詩へ
君の知らない涙がずっと 小さな手を守ってた 初めて目覚めた朝から 驚きを見つけた夕暮れまで
そして夜の帳がその夢 星の上 運んでも 君を見つめる瞳は ずっと寝顔を包んでる
いつか 君が大人になって どんな 言葉 覚えても 言葉に出来ない 思いがある
それを教えてくれるのは 世界で一番綺麗なひと それは 君のママだよ
胸を張って言いなさい 誇りを持って言いなさい 私のママは世界一だと そして言葉に出さないで 胸に顔をうずめなさい 永遠の優しさがそこにある
哀しみも 苦しみも 知って初めて 大きくなれる そして強さがなければ 乗り越えられない事もある
君が これからママに 教えてあげることだってある それは健やかにまっすぐに 歩んでくれれば 伝わること
いつか 君が大人になって どんな未来 描いても どこかで見守ってる人がいる
その人が望んだ道じゃなくても いつかは必ず判ってくれる それが 君のママだよ
胸を張って守りなさい 誇りを持って守りなさい 君のママは世界一だよ
この世でたったひとりの 宇宙でたったひとりの ひとりだけの 存在
君という天使の
さあ、 いい夢を見ておやすみ 小鳥も眠る頃だ きみの 寝顔は 全ての幸せ 明日につなげてゆく
|