曇り空から落ちてきた闇の粒を車に乗せて海の下をくぐれば静かなトラックエリア案内板の前で時間が来るのを待っていた響く音夜に吸い込まれる油どこまでも続くように見えるしつこいほどの灰色今は少し垢抜けたけれど煙を吐いてた街の匂いは時々思い出される夜光誰かを送りながらこの風景に沈む