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メロディの無い詩集        by  MeLONSWiNG
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二十世紀ヶ丘の月 2004年03月16日(火)


新月の前夜に
丘から見た薄明るい空
君の守るもの
どうか温もりを伝えて

いま遠く離れた街で
届かぬ声に願いを込める
眠れない時に
明日の事考える

言葉のないママの声
繰り返すと夕暮れが迫る
夜明けが空を染める頃
君の顔を思い出すのかな

消えかけた月の
下で緑の匂いが
季節を告げはじめた
知らない風景
今すぐ飛んで帰りたいのに


新月の前夜に
丘から見たシグナルの色
君の寝息をいま
遠くから感じてる

いま君の知らない街で
まだ見ぬ未来を考えてる
眠れない時に
今日の仕事に縛られる

言葉のないママの声
繰り返すと俯く横顔
星の呟きの中で
君の歌を思い出すのかな

消えかけた月の
下で僕の心は
鳥になろうとしてた
知らない風景
今すぐ飛んで帰りたくて


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