メロディの無い詩集 by MeLONSWiNG
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ときに優しく ときに白く ときに水のように
きみの脳から ぼくの背中へ
突き刺すような痛み ほとばしる快楽 不思議な苦み 露わな甘み
破片が飛ぶ 月の赤い砂丘 ときに眩しく ときに暗く 熱く 寒く ほとほとと呆れ果てて それでも 側にある光のように
ぼくは 塊になって きみの足元の匂いを嗅いだ
ぼくは 塊になった きみのこと抱きよせた
無意識で 無意識で
ぼくは 塊になって ここで死ぬこと感じた
ぼくは 塊になって 偏ったワルツを踊る
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