〓月夜の日記〓(つぶやき版)
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横浜に引っ越してくる前は、 まあ、すぐ近くなんだけどさ
藤沢に住んでいた。っていっても
ほんの車で10分くらいで、 横浜のはずれになるんだけどさ。
小さい2階建てのアパートの 2階部分が あたしたちの住処だった。
風呂は外にあり、 雨のときなんか、走ったりしたっけ。
そこには 5歳くらいまでいて、
マセガキのあたしは、 すでに婚約者がいた。 ふふふ
近所の男の子
将来結婚しよって、例のごとくさ、子供ってすぐそういうことを言うよね。
毎日のように遊んでたっけ。
だけど、引っ越すことになって、 離れてしまった。
子供心は すぐ変わる・・・・
新しい保育園で、
あたしは、ナゼかすっごい 人気だったんだよ。
一番モテた時代かも、すっごいんだよだって。
どおしてなんだろ?保育園では、一番大きい子達の集まりの
「かぶと」組みだった。
そこから、同じ小学校に ほとんど行ったしね。
保育園の途中から、入ったあたしは、けっこう泣いたりもしたけど
やんちゃだったから、 すごく目立っていて・・・
いつの間にか 卒園式のときは、主役だった。
絵をかいても旨いと、誉められ、 ししゅうや、笛、お遊戯なんかも
とにかくすごく 先生達に誉められていたっけ・・・
仲良かった。いろんな人たちと。 先生もかわいがってくれたっけ。
怒られたことで、思い浮かぶのは、一回だけ。
みんなで、お庭でおやつの時間、 敷くものを忘れた子達は
今思うと、おかしいんだけれど、
座るから、 上着を敷くんじゃなくてさ、
おやつの下に、ハンカチとかナフキンを敷く代わりに、
忘れた子は、 「あたし上着を敷こう!」っていって、上着を敷いてたの
あたしはそれを 見ていた
そしたら、先生に見つかった
すごく先生が怒ってる
そして、あたしに言った
「上着を敷いたらだめって、注意してねって、言ったでしょ!!!!」
そうだったらしい・・・・すっかり忘れてた
上着に 飲み物をこぼしたり するかもしれないから、
下に敷いちゃいけませんって もし 誰かが敷いてたら、言ってあげてって
言われてたらしい・・・・
すっげ〜 こわかった。
鬼のような 先生の顔を覚えている・・・・こわっ。
でもすごく いい保育園だったの。
あたしは 共稼ぎの母親の迎えが 一番遅くなったこともあったけど・・・・
一人で体育館で 歌歌ってたけど・・・・
でもすごく 楽しかったんだ〜。
そこで はじめて 本気で意識した相手がいて、 (子供同士なんだけどさっ)
両想いだったのおお〜んっっ。
っていうか、 ほんと、 小さいくせに、大人みたいに 心の中で つぶやいたりしてた。
あたしは、保育園のお昼寝の時間、 いっつも男の子に誘われてさ
隣で一緒に寝ようって。
子供ってけっこう 大人のすること見てるからねえ
肩抱かれたりしてさ。すっげ〜 マセガキ軍団・・・普段はかわいらしい
保育園児なのにさ〜!
タオルケットをもって、 いっつもあたしのお昼寝は 予約されてたんだ
その中の一人に、かっこいい 同じ団地の男の子がいたっけ・・・
そして、 両想い・・・・年もいっしょで。
ある日
保育園がない 日曜日かなんかに、二人で遊んでたの
団地の階段のところで、あたしの ピーちゃん(セキセイインコ)を
見せてあげたくて、鳥かごを持ってきて、
その男の子にみせてあげようとしたの。
「かわいいでしょ??」 手乗りのピーちゃんは、あたしの自慢で、
肩にのって、毎日のように歩いていても、飛んでいったりしないから、
得意げに きっと歩いていたんだよね〜、 あたしってば。
ピーちゃんの鳥かごのほうを 向いていたら
突然 男の子は あたしのことを抱きしめた
そして、
あたしはびっくりして
「くるしいよ〜〜!くるしいってば〜!」 と 言った
そしたら、 その男の子は
やっと離してくれて、
「ここにチュ〜して」っていって
自分の左のほっぺを 指差した
今おもうと とんだ マセガキ〜〜〜!!!!!
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