右腕のブレス
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GWはグミに会いに行っていた。
グミは夜中まで仕事。 僕は友達と飲みに行っていた。
10分ぐらい待っていたら,やっとグミの仕事が終わった。 グミの家に入るとしばらく見つめ合って抱きついてきた。
久しぶりに見るグミは髪をストレートにしていて, 少し幼くなったみたいだった。
僕は髪を短くしていて,少しやせていた。
1ヶ月だけど,二人とも相手の微妙な変化に戸惑いながら, 少し話して夜中の3時だし,シャワーして眠った。
環境は変わっても今までと変わりはなく。 ただ,抱きつかれる回数が少し増えたくらい。
特別にどこか行くわけではなく。 今までのようにダラダラと過ごした。
ちょっと遅めのbirthdayケーキを食べて, ご飯を奢ってもらった。
寝ぼけてた僕は昔の彼女の名前を言いかけた。 言いかけて気づいてあわてた。
あまりにも可笑しかったらしく, グミは笑っていた。
名前を言ったわけではないけれど, 罪悪感と戸惑いが襲った。
今まで,そんなことあったわけがなく。 もう忘れていたぐらいなのに。 腕枕をしてぼぉ〜っと話していたときにふと出そうになった。 まだ,どこかで忘れられなかったのかも知れない。 後悔してたのかも知れない。
そんな自分が嫌だけど,もっと嫌なのはグミだろう。 「大好きだよ」 と言った言葉が嘘になりそうで, 気持ちがこもっているのに,少し戸惑う。
それでも,グミのことが大事で大切。 そんな戸惑いを隠し通せないないからグミは不安に思ってしまうのかな。
償うとは違うし,自分の気持ちに整理はついてる。 それでも,最低だ。 もうしない。もう言わない。
どうして出てきたのかわからないから不安になる。 ごめんね。
来週,また会いに行く。 グミへのbirthdayカードに気持ちを綴った。
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