右腕のブレス
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2005年02月12日(土) ゲィム

今日はいつものように同期と飲みに行った。

リンゴのことを少しだけ話した。
ただ,連絡したこと。
ただ,リンゴとはどうにもならないことを。

でも,みんなは言う。
“っていうか,彼女おるやん。明日あうんやろ?”

笑ってお酒を飲みたいから笑われるようにしか言わない。
笑われるようにしかいえない。
実際,笑われることなのかもしれない。

すごく好きで,
すごく切なくて,
すごく寂しい。

たまに眠れなくなるほど。
考えたくなくても,
忘れたくても。

そんなときほど,グミに優しくなる。
きっと,それを知ったらグミは悲しむ。

それでもね。
リンゴを求めてグミと一緒にいるわけじゃない。

グミを好きだから一緒にいるんだよ。

ただ,ちがうだけ。

ものっすごくわがままで,
ものっすごく甘えんぼで,
ものっすごく寂しがりや,
だけど,そうしないようにがんばってる。

それは,僕がそれを拒否し続けてるからなのかも知れない。
わがままも,甘えてきても応えない。
怒っても応えない。

だけどね。
寂しそうなときも辛そうなときもがんばってるときも,
僕はグミを応援してる。
支えになろうとしてる。

出会ったときから,僕はゲィムをしていた。
ひどいゲィム。

グミが僕のことを好きになるように。
どんなことでも,どんなときでもそれはゲィム。

でも,今の僕にはそれがいいのかもしれない。
もうこの日記には載せていないけれど。
リンゴといたときの僕よりも,
今の僕の方が僕は幸せなのかもしれないと思う。

今はつらい思いをしたくない。
させたくない。
まだ長い人生。
楽しいと思えた時期を作るためなのかもしれない。

貴女を喜ばせたかった。
貴女と一緒にいたい。
貴女と会いたい。

今の僕はいい男ですか?
今の僕は優しいですか?
今の僕は楽しいですか?
今の僕のこと好きですか?

今僕と一緒に居たい?


明日,グミと出会ったらきっとグミを抱きしめる。
グミを思って抱きしめられない。
罪と罰と独りよがり。

それでも僕を愛してくれる。
助けられているのは僕だ。


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