右腕のブレス
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バレンタインの直前。 世の中は3連休。 俺とグミは普通の2連休。 それでも,特別な2連休。
1ヶ月ぶりにあう。 何ヶ月ぶりかの名○屋デート
二人の距離から考えたら, 名○屋か東京がちょうどよい。
それでも,お金が掛かるから基本は会いに行っていた。
約束通り土曜のお昼に待ち合わせ。 そのまま,水族館へ。
たぶん小学校以来の水族館は思った以上に面白かった。 子供がかなり邪魔だったけど。 それでも,子供最優先は仕方ないこと。カメラの前に突然割り込んでこられても,叩いちゃいけないガラスを叩いていても仕方がないのかもしれない。
むしろ,親!! お前がガラスを叩くなよ。 大人だろ!! 日本語理解できるだろ。 あんな親にはなりたくない。
歩き疲れて展望台のソファーで昼寝した。 夜はデパチカで美味しそうなゴハンを買って, ケーキとワインを買ってバレンタイン。
ちゃんと普通のチョコも用意してくれていた。 去年と同じウィスキーボンボン
「あれ?チョコもあるんだ」 「当たり前でしょ!」 「じゃぁ,おれチョコレートケーキにしなくてもよかったなぁ」 「いいんじゃない。去年と同じアレだから。 まったく変わったの注文してくれるよね」 「安くついていいだろ」
スパークリングワインで乾杯。
なんだかんだで1ヶ月に1回は会ってる。 それでも,「遠い」ってことだけで, その時間は近くにいたときよりも何倍も大切な時間にしたい。
会う前は・・・ リンゴのことや仕事のことで精神的にもしんどくなってた。 八つ当たりしないように心配させないように。 楽しんでもらえるように。
そんなことばかり考えていた。 別れる前からあんなにリンゴのことで悩んで苦しんで, 結局今の今まで忘れることが出来なくて。 もっとがんばれた。 もっと違う未来が見れた。 もっと一緒にいれた。 そんなどうにかなりそうでならなかった後悔を初めて味わった。 大好きだったのに別れた。 大好きだったのに別れようと言った。
そして,初めて失恋した。
今まで多くはないけれど恋をして, 恋人が出来て別れてきた。
それなのに毎回毎回。 苦しくもなく切なくもなく寂しくもなく。
初めてわかった。 こんなに辛いものだったと。
初めてわかった。 こんなに人を悲しませていたんだと。
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