右腕のブレス
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2005年06月19日(日) |
距離よりも遠い・・・ |
気づけば,前の更新から2ヶ月半。 色んなことがあった。 僕の誕生日には僕に内緒でディナークルーズを用意してくれていた。 ディズニーでは一緒に花火をみた。 ゴールデンウィークは友達たちとバーベキューをした。 付き合い始めた頃,その友達たちには僕らはすぐダメになるだろうって言われてた。 其処から居なくなるのは僕。 それでも,遠恋で良くて月1回会えるのがやっとだけれど, まだ続いてる僕らに彼らは謝ってた。
でも・・・謝る必要はなかったかも知れないね。 先月会ってから1ヶ月会わない間に僕らの関係は変わって行った。 僕が気づいたのは会う1週間前。
「のらくは分かりやすい」 なんて言っていたグミの方があからさまに分かりやすい。
他に男が出来たかな? それとも,僕との関係に疲れただけかな?
答えはどっちもどっち。
分かりすぎるよ。
「今までは言い寄られても断れてたんだけど・・・ 心が揺らいでしまった」
「返事はしたの?」
「まだしていない」
そのあと,散々話し合った。 グミはずっと泣いていて・・・
今までいつ別れとようかと,これからどうしようかと 未来のない未来を考えていたのは僕だけじゃなかった。
グミも同じだった。
グミにはそれを守ってくれる人たちがいて, 僕は仕事に追われて紛らわすことが出来ていた。
いつかこうなると分かっていた。
それでも,気づいたことは僕は今,グミのことがすごく必要で それでも,やっぱりグミをこっちに呼ぼうとは思えなくて, 未来も考えられないということ。
話し合って決めた。 僕らはもう少し一緒にいようと。
それでも日曜日。 お互いに認識しあった距離の違いはすぐ埋まるものじゃなくて, 一緒にいると約束したグミも迷いが消えたわけじゃない。
中途半端に隠そうとするから余計に気になる。 余計にイライラする。
顔も知らないその男との結論も結局出せないのを分かってるのに, それでも僕はまだグミと付き合うことをえらんだ。
「のらくといると自然で居られる。だけどそれになれてしまいすぎた」 まったく意味がわからない。
それを望んでいたのに。 それでダメになっていく。
嘘ついてまで大事にしていたのが 気づけば本当に大事な存在になっていた。 だけど,別れることになんの不安もない。
ただ,なんとなく寂しいだけ。
僕らに未来はない。 心のどこかで僕も結論を出しているのに それを言葉に出すことが出来なくて, まったく逆の言葉をだしてしまう。
「二人で解決できる問題は二人で解決していこう。」
次に会うのは1ヵ月後。
会いに行くことさえなくなるかもしれない。 会いにいっても別れ話をするだけかも知れない。
それでも,僕は片道400kmの距離を一人で迷いながら運転していくのだろうな。 俺も泣けたらどんだけ楽なんだろう。
心の距離はドンドン遠ざかっていくのだろうな。
ただ僕はまだ結論を出せないでいるだけ。
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