右腕のブレス
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2005年07月07日(木) 友達感覚

まだ僕たちは形の上で恋人同士。

それでも,心はどこか離れていった。
もう自分でも戻せないかもしれない。

今までどんなに昔の事を引きずっていようが
グミが大切で,思い出と現実の踏ん切りもつけて,
ちゃんとグミのことを見ていたはずだったのに。
今はグミのことを見ることが出来ない。
もう今は何も見えない。
何も分からない。

グミは今日も遊びに行っていた。
其処には男も居る。
今まで普通に放任していたこと。

仕事が終わって電話した。
次に遊びにいくところを何処にしようか相談しようと思った。
そろそろ水浴びの季節。
海かプールか。
どちらも夜に花火大会がある場所。

電話に出なかったからメールしておいた。

メールが帰ってきたのは日付が変わってから。
滅多に入れないタイトルが入れてある。
しかも,僕のメールには気づいていない。

今の僕にはご機嫌取りとしか思えない。

気づいたときからグミのメールは一方通行。
それは相手が僕じゃなくてもいいメール。
友達から来るメールにそっくりだ。

いつからかお互いに気遣えなくなったんだろうね。
遠距離だから?
そんなことはないのだろうね。
僕はグミに何を与えていたのだろうね。
グミは僕に何を与えてくれていたのだろう。

もう答えを知る術は残されていないのかもしれない。

次に会うとき,僕らはちゃんと別れ話を言えるのだろうか?
また,流されるのだろうか?

意思が弱すぎる。


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