右腕のブレス
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前向きに色々と考えてみた。 どうしたら傷つけないでいられるのだろう。 どうしたら傷つかないでいれるのだろう。
そんなものは無いと分かっていながら一番自分が傷つかない方法を必死で探していた。
週末,久しぶりに会う。 この前,別れ話になってから初めて。
僕の予定が直前まで分からなかったからこっちで会うことになった。 金曜日に会って,土曜日はプールと花火大会。 いつものように変わらず, 何処にでもあるようなデートプラン
それなのに,その後に待っているのは たぶん,別れ話。
彼女が今,僕のことをどう思っていようとも 別れ話になる。
それは僕が話すと決めたから。
凄く僕のために一生懸命になってくれた。 会った後も,気を使いすぎなくらい。
彼女なりに必死なのだろうけど, 頭では分かっていても,一度噛み合わなくなった歯車は, やっぱり元には戻せないのかな。
今まで必死に狂いそうな歯車を直そうと思っていたけれど, それは無理なことで1人でやろうなんて思うから 余計に狂っていったのだろうな。
別れ話の時にもう一度頑張ろうと言ったのは本心で。 好きだよと言ったのも本心で。 今でも好きなのも本心。 だけど,もう彼女と会いたいと思わないのも本心。
ただ,僕は今,次に進めるような状況じゃないから, 少し彼女に嫉妬していたのだろうな。
だから,また優しい言葉しかかけてあげられないのだろうな。
最初に裏切ったのは僕なのにわがままだとは思う。 嘘でもいいから貫き通して。 そう言われた言葉を守った。 そりゃ,もう僕の相手は叶わない存在だったから情けなくて 言う気もおきなかったけど。 彼女は嘘を全くつけなかった。 彼女が僕に付ける注文はいつも彼女が守れないことだった。
気持ちが分かるから辛い。 自分が直したいことって,人にもしてもらいたくない。 恋人なら余計そう思う気持ちも分かる。
でも,それを守れないなら僕らはそれまでの関係だったってことだと今は思う。
それでも,僕は結論を出せないでいる。 相手にゆだねるなんて情けない。 だけど,後悔だけはして欲しくないから, 未来がない2人でも別れるときは選ばなきゃね。
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