右腕のブレス
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先週の飲み会の娘はメールをしてもつれない返事・・・
明日,友達の結婚パーティーに行ってきます。 通いなれた道を行く。
これが最後なのかもしれない。 今までなら今頃其処に着いていた。 今頃シャワーを浴びていた。
今は寮でビールを飲んでいる。 どうにもならない過去を引きずっているわけではないのだけれど, やっぱりどこか切ない。
泊まる家もない。 暖かい飯もない。 優しい声の目覚まし時計もない。 左腕を伸ばしても其処に君の重さを感じない。
今頃,彼女は新しい彼氏と戯れているのかもしれない。 それが悔しいとは思えない。 少し裏切られたという気持ちとゲィムに負けたような悔しさがあるだけ。
たったそれだけのために意地を張ってしまう僕は 僕から見てもみすぼらしい。
そんな今日この頃。
別に其処に行くからというわけではないのだろけど, 最近勝手に彼女のことを思い出してしまう。 泣くこともなく,ただ,どうしようもない気持ちを何処にもぶつけることが出来ずに, 今まで其処に費やしていたものを何処に向けたらいいのか試行錯誤しながら 戸惑っている。
別れたのにまた付き合ってるなんて同期の話もあるけれど, なんでそうなるのか僕には分からない。 僕は未練残すくせに0か1かでしか考えられないから, そんなことがよく分からない。
いつも損得勘定が先に動くからわからない。 自分が可愛くて仕方がないからわからない。
自分の気持ちがまったく分からない。
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