右腕のブレス
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2005年09月15日(木) 悪夢な目覚め

あまりにも鮮明な夢は断ち切りことが出来なかった。
まだ6時前だっていうのに起きてしまった。
結局,その後も苦しくて眠れなかった。
それでも,今日は午後4時間も会議があるからいいか・・・


夢の中へ・・・

共通の友達が結婚するからと
なぜかそのお祝いの準備を二人でしていた。

『この車乗るの初めてじゃん』
『乗る前に別れちゃったもんね』
そんな感じで会話は現実的。
今までと同じような話に同じように笑うグミが居た。
それでもまるで別れる直前のようにどこか昔と違う会話。

気づいたら夜で僕はグミの部屋で寝ていた。
ベットが2つ。
シングルベットよりも小さいベットに僕が眠り。
いつものあのベットにはグミが眠りその奥に何か影が見えたけど,
僕は気づいているのに気づけないまま眠った。

グミが僕に手を伸ばした。
グミがベットから落ちそうになったとき,
僕より先にその影が動いて,優しくグミを抱き上げて
またちゃんとベットに戻した。
『ほら,ちゃんと此処の上に頭を置いて』
そう言って腕枕をして優しくグミを包み込んだ。

僕は惨めに笑顔で『新しい彼氏,優しいね』
其処にもう居場所がないってやっと気づいた。

彼は僕にも優しい言葉をかける。
居場所はないのに僕は其処から離れられなくなっていた。


彼の顔は僕のようで僕ではなかった。
彼の行動は僕のようで僕ではなかった。

きっと,何か僕は後悔していることがあったのだろう。
けど,僕は夢の中で何を見たかったのか。
何が心に引っ掛かっていたのか。
何も分からない。


もうグミのことは吹っ切れたと思っていた。
そう簡単なことではないと思ったけれど,
思い出すことも殆どなく,思い出しても『現実』として受け入れられた。

こんな気持ちになるとは思わなかった。


これからどうなるかは分からないけれど,
今は紺と電話してメールして,楽しんでいる。
次に会うのは1ヶ月後。

たぶん,好きになっても,彼女には出来ない。
時間,距離,体力,お金・・・
好きってだけじゃ解決できない問題がある。

距離・・・


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紺に会いたいと思っているのに,
あんな夢の後だからか分からなくなる。

グミと付き合い始めたときは常に心の何処かにリンゴの存在があった。

また,あの街に行くと昔の自分に引き戻されそうで怖い。


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