右腕のブレス
DiaryINDEXpastwill


2005年10月30日(日) 近況その1

最近,また更新しなくなっていた。
書きたいと思ってもうまく言葉が出なかった。

最近のこと。

伯父さんが亡くなった。
20数年生きてきた。
初めて血縁者が死んだ。

かあさんの弟。


みなが言う。
いい人だった。

本当にいい人だった。

みなが言う。
何であの人が。

でも,テッチャンは人の何十倍も人生をがんばってきた。
そう思う。

人のためにできること。
人のために生きること。

本当にそんな人だった。

会ったのはもう6年前だ。
僕が入院しているときに。
直ぐにジジとババを連れて来てくれた。

当時はそのまま片腕がなくなるかもって話だった。
誰とも会う気には正直なれなかったけど,
『大丈夫か?がんばれ』
まだ,お礼を言っていない。

いつも断ってもお小遣いをくれる。

もう俺,酒飲める歳なんだ。
何度か,会いに行こうと思った。

それでも,親戚の集まりというのはなかなか微妙で。
集まれなかった。

ごめんなさい。
何も恩返しできなかった。

本当にありがとう。
本当にお疲れ様。
言葉じゃ表せない優しさ。

皆には『テッチャンみたいに優しい子だ』
といわれていた。

僕はそこまでなれないよ。
僕はわがままだと。

さよなら。テッチャン。


のらく |ご感想があればこちらへ

My追加