詩集 ”心の扉をひらいて

2005年02月09日(水) 美しい少年

あなたは
まるで白磁のよう

触れると 揺らぎそうで
抱きしめると 粉々に壊れそうで
その透明な白さが 眩しい

まだ大人になりきらない心と身体
それでいて
大人の女を惑わす
森のように深い 黒い瞳

一瞬にして過ぎてしまう美しさ
あなたは
それに 気づいてはいない
 
 
 


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月と海