詩集 ”心の扉をひらいて

2005年11月14日(月) 一人の秋

一人で林を歩いていたら
一匹の綺麗な毛虫を見つけた

黄色い毛がふわふわ

全てが秋色に染まった中で
これから どこに行くのだろう

いつまでも見ていたら
人が集まってきて
わ〜綺麗な虫!と歓声を上げる

毛虫と別れて また一人

池の傍で佇んでいたら
また人が集まってきて
何かいるのかしら?と覗き込む

私はただ
水面に浮かぶ落ち葉の美しさに
見とれていただけなのに
 
 
 


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月と海