一瞬だけ
主人が、遅い夏休みだったので旅行に行ってきた。
それほど遠くではないけど
のんびりと温泉三昧の旅。(年寄りくさい? 笑)
泊まる宿だけ予約して、あとは特にアテもなく
観光地を色々廻って、美味しいものを食べ歩いて
温泉に浸かって…とっても極楽な旅だった。
ずっと主人と行動を共にして
やっぱり一番安心できて居心地の良い存在なんだなと
当たり前の事を実感する。
私のしてる事を考えたら、何を書いても
全て嘘臭く聞こえちゃうだろうし
なに綺麗事、言ってるんだよって感じだけど
何不自由なく、好きな事をしながら
なんの不安もなく生活できるのも
主人がいてこそなんだなと、感謝している。
それは改めて思う事ではなくて、いつも思ってる。ほんとに。
でも、そういう事を考えると
自分のしてる事に罪悪感を感じてしまうから…。
その辺、深く考えると矛盾した事しか浮かんでこないから
いつも肝心な事は考えずに逃げてしまう。
罪悪感があります…なんて言いながら
してる事をやめないのは、おかしな話だ…。
やめないんだから、罪悪感なんてないくせにって
そう思う方が、自然だと思うし
人からもそう思われて当然の事…。
あまりにも、自分に都合のいい解釈…。
そんなわけないのに。
自分勝手極まりないけど。
でも、そんな事を考えるのが私…。
修輔と会って、家に帰ってきて
主人に、くったくのない笑顔で『おかえり』と言われる時
一番ズキっとする…罪悪感を感じる瞬間…。
心の中で『ごめんなさい』と謝る。
でも、罪悪感を感じるのは一瞬だけ…。
次の瞬間には『ばれたら…ばれた時だ…』なんて
開き直る自分がいる。
自分が、最低の人間だと思う瞬間。
だけど、そう思うのもほんの一瞬…。
2004年09月21日(火)
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