★K's FieldDiary★
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2003年11月28日(金) 吉田拓郎in広島

今年度最後のビッグイベントとして、
広島厚生年金会館に吉田拓郎を観に行って来ました。

ファンクラブに入っている友人にチケットを頼んだのは、
去年の暮れだったような気がする。。。。

例の『肺ガン発覚』で、初夏のツアーの予定が大幅に狂ってしまい、
東京会場はチケットがありながら行くことが出来ず、
同行者も何度も変更を余儀なくされた。。。。


それにしても「拓郎肺ガン発覚」のニュースはショックだった。
肉親の「死」以上に人生の無常を感じた。
中年に突入した自分を自覚できず、
何時までたっても「若い」と思っていた能天気なKOMOTOに、
「誰もが何時までも若くは無い。。。。。」
「何時かは消え去る時が来る。。。。」
と言う事を、やたらリアルに感じさせてくれた。


などなど、
ツラツラ考えながら定刻18:30の開幕を迎えた。

大勢のバックミュージシャンの待ち構えるステージ中央に登場した拓郎は、
黒のジャケットに白いシャツ。破れたオフホワイトのジーンズに、コンビの靴。
胸のチーフが妙にカッコいいぞぉ!

なんだか痩せた様に思うのは気のせいか?
ジーンズの腿のあたりが妙に寂しく感じられるし、
お尻のセクシーさも少々輝きを失っているのでは。。。。

サングラスを掛けず剥き出しの拓郎の表情は、
やつれこそ感じないものの、何故か仏さんのように優しい。
ギラギラした拓郎に憧れた少年だったのだが、
こんな拓郎もなんだか無条件に受け入れてしまえる。
こんなのを「愛」というのだろうか。。。。。


で、
いきなりギター1本で歌い始めたのは、

1.今日までそして明日から

      ♪私は今日まで生きてきました
         時には誰かの力を借りて…‥
          (中略
          そして今私は思っています
             明日からもこうして生きてゆくだろうと

身体の中の血液全部が沸々と湧き上がるのを背中で感じながら、
思わず「タクロ〜〜〜〜〜」と叫んでいる自分が居た。(恥

間髪入れずに二曲目・三曲目。

2.人間の「い」
3.君去りし後


ギターをお腹に食い込ますようにシャウトする拓郎。。。

       ♪君が去った後は〜
            君が去った後は、テンでハッピーになれないんだよ〜

更に続けて、

4.花の店


拓郎の発声を心配していたのだが、
ここ最近のコンサートに比べて、数段声が出ているような気がする。
このおっさん、心配ないかもしれない。
肺ガンを克服したシンガーは世界中にいないらしいが、
やっぱり「井戸掘る人」拓郎だけある。
もう十年ぐらいは現役でシャウトしてくれそうな勢いである。(^^


ここでやっとMC。

第一声は、
『どうも。ただいま。』
在広島のファンには最大のサービスメッセージである。

『昨日の広島も雨が降っていまして、ホテルの窓から外を見ながら、
 昔、広島にいた頃にこんな事があったなあ。。。なんて思い出していました。
 そう、高校時代に傘を差して女の子と歩いたこと。。。。。

 ……今、私は幸せの極地にいます………      』


MCの達人は健在であった。
何のことは無い、脈絡も無いMCだったが、
すべての客が拓郎ワールドに引き込まれ、
開始当初チラチラ飛んでいた下品な野次も姿を消した。

で、五曲目。

5.僕の人生の今は何章目ぐらいだろう


またMC。
『僕はもう、広島を出て東京に行って長いのですが、
 まだ何か足らないような感じがする……
 ……何かに向かって生きて行きたい……』

「どうなの?」をテーマに、
6.旧友再会フォーエバーヤング


「こんなに辛い日もあったんだね」をテーマに、
7.a day


またMC。
『東京に行って2年ぐらい経った頃、
 コンサートツアーというものが始まった。
 で、広島に帰ってくると、若くって高い声の『キャー』ってのに迎えられた。
 拍手も何て言うかこう…、余計なものが無いというか……
 今や『枯葉のような拍手』で………
 皆さんは私を見て年取ったなあ。。。って思ってるでしょうが、
 皆さんも行っちゃってるんですよ(笑  』


8.朝陽がサン


朝日新聞の宣伝歌のような歌詞で、
何だか詰まらん曲だなあって思っていたが、
う〜〜〜〜ん、今日聞くと名曲だと思ってしまった。。。。

で、「拓郎!大好き〜〜〜!」と黄色い声が飛んだのに反応して、
「好き」と言う告白について少々語り、

『今時は携帯電話なんて言うのがあって良いですね〜〜〜
 私は携帯が普及してから他の女の人に「好きだよ」なんて言っていない…
 言ったと言っちゃあまずいですよね。。。秘密ですよ。。。。
 僕は貴女の事が好きです。。。拓子ちゃん(爆笑)………  』

MCは絶好調である。

で、
そこから曲に入って、

9.君が好き
10.言葉

       ♪電話の声は囁き混じり、
          ゴメン起こしてしまったんだね。。。。

この「言葉」と言う曲。
以前から好きな曲ではあったのだが、
今日改めて聞いて、その歌詞に物凄い感動を覚えてしまった。。。。


で、またMC。
『大編成でのコンサートツアーを前からしたかったのだが、
 春にあんなことがあって……
 もう出来ないかと思ったんですが、何とか……
 今やっとかないと死んじゃうかもしれないから……

 大勢で食事をすると美味しいと言いますが、
 こういう大人数でやるのは本当に楽しい。
 名古屋の打ち上げでは…… やたらイヤラシイ拓郎がいました……

 このツアーも大詰めを向かえ、
 後、相模大野と仙台……
 何で相模大野なんだろう?(爆笑
 ここだけの話ですが、もうここで止めたい……
 相模大野なんて有っても無くても同じ……
 寒い仙台には行きたくない……    』

で、メンバー紹介。
「拍手が続かないだろうから小分けで。。。。」と言うことで、
ここではホーン隊とストリングスのみ。


11.いつか夜の雨が
12.いくつになってもHappyBirthday


で、MC。

『今年の春先は、自分でも終わったと思った……
 病院という所はマイナス思考になるところで、
 入院してからなんと情けない人間になってしまったか……

 しかし、看護婦さんたちには本当に励まされた。
 でも、見事なくらいに綺麗な人が一人もいなかった。。。。』

『そろそろ広島カープにもがんばって貰いたいのですが、
 今年は4月後半から阪神ファンになりまして、
 日本シリーズでダイエーに負けるまでファンでした。。。。
 来年も4月後半ぐらいに何処のファンになるか……   』


13.ホームラン・ブギ2003
14.落陽

     ♪搾ったばかりの夕日の赤が、
         水平線からもれて来る。
             苫小牧発、仙台行きフェリー……

タクトの瀬尾一三が客を煽り、
一階席は総立ちに。。。。。。。。。。。
二階席は?と振り返ると、誰も立っていなかった。


ここでまたMC。(20:00)
メンバー紹介、第二弾。Dr・Kee・EG・EB。。。。。


15.外は白い雪の夜


更にMC。
メンバー紹介、第三弾

コーラス「若コナイ悦郎」のコールで、KOMOTO何故か叫ぶ。。。(謎
拓郎は喋り捲りながら、
『皆(バックメンバー)、広島だと思って変だよ。
 って、僕が変なんだ。。。。(猛爆    』


16.どうしてこんなに悲しいんだろう


『僕が広島と言う町に不満があって、
 東京に行って最初の半年、四谷・高円寺住んでいた。
 認知されなかった「田舎者」の時代…
 無視された安アパートの時代…
 楽しかった。。。。
 高円寺を中心に世界が回っていた…
 一日中、新宿・渋谷を歩き回っていた……』

『君ら、広島だと思って変だと……』(爆笑


17.サマータイムブルースが聴こえる
18.流星2003

  (う〜〜〜ん、本日ベストシャウトかも。。。。感動・・・)
19.パラレル
20.純情



20:44、
ついに20曲を歌い上げた拓郎が、
両手を大きく振り、深々と頭を下げて退出。。。。。

休ますものかと、非情にも鳴り響くアンコール要求の拍手。
時折「拓郎〜〜〜」との声も飛ぶが、
まあ相対的には予定調和的アンコール要求だった。。。。(T_T)


20:47、
拓郎再登場。
黒のジャケットを脱ぎ、細い縦縞のベスト着用。
白いシャツを腕まくり。。。

21.祭りのあと

AG1本で、  ♪祭りの後の寂しさが、
          嫌でもやってくるのなら・・・・・・

22.人生を語らず

       ♪朝日が昇るから起きるんじゃなくて、
          目覚める時だから旅をする。

やっぱりこれが最高だった。。。。。
これが「拓郎」といっても過言ではない。。。。。ウルウル



いや〜〜、良かったです。本当に良かった。

彼は元気でした。
僕も元気でした。

明日からも元気にやっていけそうです。

(興奮冷めやらぬうちに書きなぐりました。 乱文をお許しください。)


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