★K's FieldDiary★
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今年度最後のビッグイベントとして、 広島厚生年金会館に吉田拓郎を観に行って来ました。
ファンクラブに入っている友人にチケットを頼んだのは、 去年の暮れだったような気がする。。。。
例の『肺ガン発覚』で、初夏のツアーの予定が大幅に狂ってしまい、 東京会場はチケットがありながら行くことが出来ず、 同行者も何度も変更を余儀なくされた。。。。
それにしても「拓郎肺ガン発覚」のニュースはショックだった。 肉親の「死」以上に人生の無常を感じた。 中年に突入した自分を自覚できず、 何時までたっても「若い」と思っていた能天気なKOMOTOに、 「誰もが何時までも若くは無い。。。。。」 「何時かは消え去る時が来る。。。。」 と言う事を、やたらリアルに感じさせてくれた。
などなど、 ツラツラ考えながら定刻18:30の開幕を迎えた。
大勢のバックミュージシャンの待ち構えるステージ中央に登場した拓郎は、 黒のジャケットに白いシャツ。破れたオフホワイトのジーンズに、コンビの靴。 胸のチーフが妙にカッコいいぞぉ!
なんだか痩せた様に思うのは気のせいか? ジーンズの腿のあたりが妙に寂しく感じられるし、 お尻のセクシーさも少々輝きを失っているのでは。。。。
サングラスを掛けず剥き出しの拓郎の表情は、 やつれこそ感じないものの、何故か仏さんのように優しい。 ギラギラした拓郎に憧れた少年だったのだが、 こんな拓郎もなんだか無条件に受け入れてしまえる。 こんなのを「愛」というのだろうか。。。。。
で、 いきなりギター1本で歌い始めたのは、
1.今日までそして明日から
♪私は今日まで生きてきました 時には誰かの力を借りて…‥ (中略 そして今私は思っています 明日からもこうして生きてゆくだろうと
身体の中の血液全部が沸々と湧き上がるのを背中で感じながら、 思わず「タクロ〜〜〜〜〜」と叫んでいる自分が居た。(恥
間髪入れずに二曲目・三曲目。
2.人間の「い」 3.君去りし後
ギターをお腹に食い込ますようにシャウトする拓郎。。。
♪君が去った後は〜 君が去った後は、テンでハッピーになれないんだよ〜
更に続けて、
4.花の店
拓郎の発声を心配していたのだが、 ここ最近のコンサートに比べて、数段声が出ているような気がする。 このおっさん、心配ないかもしれない。 肺ガンを克服したシンガーは世界中にいないらしいが、 やっぱり「井戸掘る人」拓郎だけある。 もう十年ぐらいは現役でシャウトしてくれそうな勢いである。(^^
ここでやっとMC。
第一声は、 『どうも。ただいま。』 在広島のファンには最大のサービスメッセージである。
『昨日の広島も雨が降っていまして、ホテルの窓から外を見ながら、 昔、広島にいた頃にこんな事があったなあ。。。なんて思い出していました。 そう、高校時代に傘を差して女の子と歩いたこと。。。。。
……今、私は幸せの極地にいます……… 』
MCの達人は健在であった。 何のことは無い、脈絡も無いMCだったが、 すべての客が拓郎ワールドに引き込まれ、 開始当初チラチラ飛んでいた下品な野次も姿を消した。
で、五曲目。
5.僕の人生の今は何章目ぐらいだろう
またMC。 『僕はもう、広島を出て東京に行って長いのですが、 まだ何か足らないような感じがする…… ……何かに向かって生きて行きたい……』
「どうなの?」をテーマに、 6.旧友再会フォーエバーヤング
「こんなに辛い日もあったんだね」をテーマに、 7.a day
またMC。 『東京に行って2年ぐらい経った頃、 コンサートツアーというものが始まった。 で、広島に帰ってくると、若くって高い声の『キャー』ってのに迎えられた。 拍手も何て言うかこう…、余計なものが無いというか…… 今や『枯葉のような拍手』で……… 皆さんは私を見て年取ったなあ。。。って思ってるでしょうが、 皆さんも行っちゃってるんですよ(笑 』
8.朝陽がサン
朝日新聞の宣伝歌のような歌詞で、 何だか詰まらん曲だなあって思っていたが、 う〜〜〜〜ん、今日聞くと名曲だと思ってしまった。。。。
で、「拓郎!大好き〜〜〜!」と黄色い声が飛んだのに反応して、 「好き」と言う告白について少々語り、
『今時は携帯電話なんて言うのがあって良いですね〜〜〜 私は携帯が普及してから他の女の人に「好きだよ」なんて言っていない… 言ったと言っちゃあまずいですよね。。。秘密ですよ。。。。 僕は貴女の事が好きです。。。拓子ちゃん(爆笑)……… 』
MCは絶好調である。
で、 そこから曲に入って、
9.君が好き 10.言葉
♪電話の声は囁き混じり、 ゴメン起こしてしまったんだね。。。。
この「言葉」と言う曲。 以前から好きな曲ではあったのだが、 今日改めて聞いて、その歌詞に物凄い感動を覚えてしまった。。。。
で、またMC。 『大編成でのコンサートツアーを前からしたかったのだが、 春にあんなことがあって…… もう出来ないかと思ったんですが、何とか…… 今やっとかないと死んじゃうかもしれないから……
大勢で食事をすると美味しいと言いますが、 こういう大人数でやるのは本当に楽しい。 名古屋の打ち上げでは…… やたらイヤラシイ拓郎がいました……
このツアーも大詰めを向かえ、 後、相模大野と仙台…… 何で相模大野なんだろう?(爆笑 ここだけの話ですが、もうここで止めたい…… 相模大野なんて有っても無くても同じ…… 寒い仙台には行きたくない…… 』
で、メンバー紹介。 「拍手が続かないだろうから小分けで。。。。」と言うことで、 ここではホーン隊とストリングスのみ。
11.いつか夜の雨が 12.いくつになってもHappyBirthday
で、MC。
『今年の春先は、自分でも終わったと思った…… 病院という所はマイナス思考になるところで、 入院してからなんと情けない人間になってしまったか……
しかし、看護婦さんたちには本当に励まされた。 でも、見事なくらいに綺麗な人が一人もいなかった。。。。』
『そろそろ広島カープにもがんばって貰いたいのですが、 今年は4月後半から阪神ファンになりまして、 日本シリーズでダイエーに負けるまでファンでした。。。。 来年も4月後半ぐらいに何処のファンになるか…… 』
13.ホームラン・ブギ2003 14.落陽
♪搾ったばかりの夕日の赤が、 水平線からもれて来る。 苫小牧発、仙台行きフェリー……
タクトの瀬尾一三が客を煽り、 一階席は総立ちに。。。。。。。。。。。 二階席は?と振り返ると、誰も立っていなかった。
ここでまたMC。(20:00) メンバー紹介、第二弾。Dr・Kee・EG・EB。。。。。
15.外は白い雪の夜
更にMC。 メンバー紹介、第三弾
コーラス「若コナイ悦郎」のコールで、KOMOTO何故か叫ぶ。。。(謎 拓郎は喋り捲りながら、 『皆(バックメンバー)、広島だと思って変だよ。 って、僕が変なんだ。。。。(猛爆 』
16.どうしてこんなに悲しいんだろう
『僕が広島と言う町に不満があって、 東京に行って最初の半年、四谷・高円寺住んでいた。 認知されなかった「田舎者」の時代… 無視された安アパートの時代… 楽しかった。。。。 高円寺を中心に世界が回っていた… 一日中、新宿・渋谷を歩き回っていた……』
『君ら、広島だと思って変だと……』(爆笑
17.サマータイムブルースが聴こえる 18.流星2003
(う〜〜〜ん、本日ベストシャウトかも。。。。感動・・・) 19.パラレル 20.純情
20:44、 ついに20曲を歌い上げた拓郎が、 両手を大きく振り、深々と頭を下げて退出。。。。。
休ますものかと、非情にも鳴り響くアンコール要求の拍手。 時折「拓郎〜〜〜」との声も飛ぶが、 まあ相対的には予定調和的アンコール要求だった。。。。(T_T)
20:47、 拓郎再登場。 黒のジャケットを脱ぎ、細い縦縞のベスト着用。 白いシャツを腕まくり。。。
21.祭りのあと
AG1本で、 ♪祭りの後の寂しさが、 嫌でもやってくるのなら・・・・・・
22.人生を語らず
♪朝日が昇るから起きるんじゃなくて、 目覚める時だから旅をする。
やっぱりこれが最高だった。。。。。 これが「拓郎」といっても過言ではない。。。。。ウルウル
いや〜〜、良かったです。本当に良かった。
彼は元気でした。 僕も元気でした。
明日からも元気にやっていけそうです。
(興奮冷めやらぬうちに書きなぐりました。 乱文をお許しください。)
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