★K's FieldDiary★
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2003年11月29日(土) 追跡

午前中、視察の仕事を一つ終え、
スーツ姿のままで高速に飛び乗る。

目的地は、北九州市の探鳥地「曽根干拓」。


高速を「大飯喰らい号」で快調に飛ばし、
1時間半ほどで小倉東IC到着。相変わらず、異常スピードでの移動だ。

でも、ここからはモタモタ。。。。。

九州訪問の度に、何故か何時も『迷子の子豚ちゃん』状態に突入する。
「野生の勘」は今回も不発である。

ICを降りてから曽根を目指したのだが、
完全に『ワケワカラン状態』に突入。
小一時間泣きながら彷徨って、14:00にやっと目的の河口部に到着できた。


今回の徘徊の目的は、ご当地名物「ズグロカモメ」。。。。

ではなくって、「なべよし氏」。

仕事の関係で本州での捕捉に失敗したので、
シツコク九州まで追いかけてみたのだ。


ここまでの彼の行動は、
22日・・・・大竹の港
23日・・・・錦帯橋
24日・・・・秋穂町
25日・・・・秋穂の港
26日・・・・きらら浜
27日・・・・秋芳洞
(以上はHP「wakitori」で公開されており把握済み。)

ここからが謎。

28日分は当日中に更新してあるようなのだが、
何故か「見当たりません」状態。
転送に失敗しておられるのか詳細がわからない。


中年探偵は頭を働かせて考えてみる。

28日は、関門海峡・壇ノ浦を観光。
    もしかすると武蔵関係で巌流島へ?
    
    その後、きっと曽根干拓に入って宿泊。

で、
今日(29日)。
    彼は朝から曽根の鳥たちを激写中。。。。。



そこに、
スーツ姿のKOMOTOが、そ知らぬ顔で近づくのだぁ。

「何がいるんですかぁ・・・・」なんてトボケて話しかけ、
「全国を旅行中なんですか・・・・」等と世間話に持ち込み、
「そう言えば、青いザリガニ・・・」で、
安心しきったナベヨシ氏にとどめを刺す。

う〜〜〜ん。シナリオは完璧だ。。。。(^^


でも、
ようやく到着した「曽根」に、Moeの姿はない。


この辺りに来て、曽根に立ち寄っていない筈は無い。



もう抜けたのか?

(T_T)


河口部の堤防に近づいてみると、
僅かに干潟の出た最高の観察場所には、
地元の方らしきバーダーが五人ほど居られるのみ。

遠く田んぼの中・堤防の彼方を双眼鏡で探してみるが、
それらしき姿は確認できない。

まあ焦っても仕方ないので、
ここは落ち着いて「鳥見」をしようと。。。と、
先着の皆さんに『こんにちは』って声を掛け、
少し離れてスコープを構えさせて頂く。

話しかけて色々教えていただこうかと思ったのだが、
集団で居られるせいなのか、
広島ナンバーの背広男が怪しかったのか、
何だかと〜〜〜っても近づきがたい雰囲気。。。。。

う〜〜ん。
元々人見知りなんだからこの雰囲気は苦手である。
干潟を指差し、『潮は今から引きますか?上げますか?』だけを質問して、
なるべく邪魔をしないように目の前のダイシャクシギを数える。。。。

ダイシャクは「101羽」。

水面を、ハマシギと思しきシギの群れが飛ぶ。
手前の小さな干潟には、マガモ・ヒドリガモ。沖にはオナガガモ。
ツクシは。。。。。。。。見えない。

ダイサギが二羽。
ズグロか?と思ったらユリカモメが数羽。
大き目のセグロらしき姿もチラホラ。。。。。。

ハシブトガラスが沢山。



地元の皆さんは「スグロ」の継続的観察をしておられる様子。
今は群れが離れて暇な時間らしい。

聞くとは無しに会話が聞こえる。
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」

小声なので良く聞こえないのだが、
何やら他所者の私についての話も始まったようだ。

「・・・・・・」
「・・・あの人たちは、必ず『何か珍しいのが出てますか?』って聞くんだよなあ・・・」
「そうそう。でも『何か』って聞かれても困るんだよなあ。。。。」
「何が珍しいのかも、良くわからんよなあ。。。。」
「あの人たちの『珍しい』って意味がわからんよなあ。。。。」


だそうです。。。。(T_T)


そりゃあ、広島くんだりからやってくる物好きですよ。
そりゃあ、珍しい鳥を見るの嫌いじゃあありませんよ。
そりゃあ、地元の人に教えてほしい時だってあります。

ぞりゃあ、。。。。。。。。。。。


でも、
そんな事「聞こえるように」言わなくても良いじゃん。
おじちゃんたちが熱心なのは良く分かってるんだから。。。。
決して邪魔なんかする気は無いんだから。。。。

特段歓迎してくれとも言わんカラ。。。。


だから、「同好のお友達」として少しぐらい仲良くしましょうよ。

ね?

駄目なの?



そんなこんなで、暫く居心地悪く鳥見をしていると、
10分位でズグロカモメの群れが帰ってきた。

愛らしい姿が目の前を舞い、
浅い海に飛び込み、見事なカニ捕りを披露してくれた。

前回訪問時にもこの光景を見ているが、
「希少種の乱舞」と思うからか、ズグロが可愛いからか、
KOMOTO的には大満足の光景であった。


おじちゃんたちは「個体識別」に忙しい。
カラスの大群が、大騒ぎでチュウヒを追い回していても決して振り向かず、
盛んに足輪の番号を読み取り、記録を取っておられる。

無学な私には良く分からないのだが、
きっと希少種を保護する貴重な記録になるのだろうと思う。

ご苦労様である。
(誤解のありませんように。
 本気です。決して皮肉ではありません。)


ズグロを十分堪能して、ご挨拶を忘れず後ろの田んぼに移動。
モズ・ヒバリ・カモ類・チョウゲンボウ・・。



で、
本題のナベヨシ氏。

何処へ行ってしまったのか。。。。。。
携帯から再度「wakitori」にアクセスしてみたが、
まだ今日(29日)分はアップされていないし、
相変わらず昨日(28日)分は、「見つかりません」状態だ。

曽根訪問の推理は絶対に正しい。
少し遅れてしまったのだろう。。。。
ナベヨシ氏は近い。。。。

だが、ここからのコースが読めない。。。。(T_T)

九州東岸を南下?
それとも、西進?


完全に路頭に迷ってしまった中年探偵は、
この後、福岡市内まで高速で移動し、
夜の中州・天神を、ナベヨシ氏求めて深く彷徨ってしまうのであった。


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