〓月夜の日記〓
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2001年08月14日(火) 栗駒へ。

さて、


一関で、目覚めた朝は、曇っていた。


だけど、雨じゃないだけマシだわ。


なんか、暑くなりそうな予感。


朝、 サービスの朝食を食べるために、8時頃降りていく。


1回のロビーで もう用意されていた。
ロールパン2個と、ゆでたまご。
ウインナーは自由にとってよくて、でも 小皿に1本を半分に切って
ケチャップをかけたものが、ちょこりん。

コーヒーとお茶は、飲み放題。


おだやかな朝。


それを食べて、ほっとして、 さっそく部屋に行って 荷物の整理。



とても涼しいその部屋で、快適に過ごし、時間より早めにチェックアウト。



そして、駅前でおみやげ物を買った。


車に昨日食べなかった、あたしのアイスを入れてあったが、

戻ってきたら、さすがにとけていた。


みぞれイチゴにバニラが入ってるやつ。


飲み物のように、飲み干した。


そして、

中尊寺に向かって GO!


夫は以前いって、良さを知っているので、初めての私に説明を

つけてくれるのだった。


朝10時前についたのに、すでに駐車場はいっぱい。

だけど その他にも駐車場があったので、さっそく止めて。



中尊寺の敷地内は、本当に広くてびっくりした。


杉林が、当時と変わらない。きっとここを、昔の人たちも

けわしい山並みの中で、見上げたんだろうと思った。


空気が変わった。 澄んでいて、、、、冷たくちょっと重さもある。


あちこちに、建物があって・・・・


最後に金色堂を見た。 すごかったね・・・・あれは。


あの下に、遺体と首とをうめたってんだから、 当時の人たちはすごい。


その細かい細かいところまで、あまりに綺麗に作ってあったな。。。



しばらく 説明を聞き終わっても、じっと見ていた・・・・


鎌倉みたいな感じ。 




昔の人たちは、手間を惜しまない。 何も無い時代には


その 心意気があふれている。。。。




中尊寺をゆっくり見終わって、 おみやげに弁慶のほろほろ漬けを買い、



いよいよ、栗駒に向かう私達だった。


栗駒までは、まあ、1時間強ってところです。



わりと混んだ道路を、どんどん田舎にちかづいて・・・・




ここらへんになると、あたりは田んぼと山と、川ばかりで、



一体どこらへんだ?って感じになってきて・・・・・・



ふっと、でた道路はもう、見慣れた近くの商店だった。



踏み切りを渡って、小学校の前の橋を通って・・・・
栗駒のおばさんちに。


ここは、あたしの父親の、お姉さん夫婦と、娘さんがいる。


あたしはずっとおばちゃんおばちゃん、と言っていたから、

今でもおばちゃん。 娘さんもおばちゃん。


広い、安心するような家、


カギを閉めるものは、誰もいないって感じのそこ。


おばちゃんちも、ドアを開けっ放しで、網戸になっていたっけ。



荷物を持って、手土産を持って、でてきたのは、娘のTおばちゃんだけだった。


「あれ、おじさんと、おばさんは?」と聞くと、


「いま、ゆうこちゃんのお父さん、迎えに行ったよ」


あら、、、、そうですか。



オヤジ、、、、うちのオヤジは・・・・


あたしが行くというと、必ず来るので、いやなのだ。


やっぱり今回も、日にちをあわせたかよ。。。。 15日に来るとか

言っていたのによおお!



まあ、しょうがないので、放っておく。



どうも、見慣れない番号が、携帯に入ると思ったら、


オヤジだった・・・・ 携帯を持ちだしたんだな・・・・こんにゃろ。



Tおばちゃんが、 おしんこやお茶などを、出してくれたので

荷物を置いて、ぼけ〜〜っとしていたら、


30分くらいで、帰ってきましたよ。はは・・・・



オヤジも上機嫌。


居間には、Tおばちゃん、 おじさん、おばさん、そしてうちのオヤジと

わたしら夫婦の 大人が6人も集まって、

たわいもないことを、言い合って・・・・


今日はお祭りだし・・・・という感じで、


まずは、 去年亡くなった おじさんのお墓参りに行きたいと
私が言い出して、連れて行ってもらうことにした。


おじさんは、用事があって、
あたしら夫婦と、おばさんと オヤジと4人で。


Tおばさんは、お留守番だ。


車の案内は おばさんの得意とするところ。

見渡す限り、あたしは同じ景色に見えてしまうのだ。。。。

さっぱりどこ曲がるとか、違いがわからないなあ、何回行ってもさ。




新しい綺麗なお墓だった。


手を合わせて。





亡くなったおじさんは、 あたしが3年前、一人で旅をしたとき

田舎に久しぶりに寄って・・・・


まだ結婚前で、ちょうど失業中だった。


旅は楽しくて、くりこま高原まで迎えにきてもらったら、
あたしのことが、誰だかわからなかったという・・・・


それは9月下旬のことで。

初めて、その長林(チョウリン)のおじさんの家に連れて行ってもらった。


そのおじさんは、あたしのオヤジのことを、小さいときからよく知っている
らしく、

『タダちゃんの、娘さんだよ』 なんていうと、
ほおお、そおかね、ってな具合で。



おじさんは、そのときもすでに具合が悪かった。 リウマチで割と寝ていた。


なんだかんだと、ちょっと酒を飲んで、


そして・・・帰り際に、 なんと、
そのときあたしは、31歳だったんだけど、、、




お小遣いをくれたのだ。


お年玉の袋に入れて。 1万円も入っていた・・・・


あたしはもう、はずかしくて、さんざん断ったんだけれども、


せっかくだから、最後には受け取った。


そのお札は、使えないな、と思った。


すごくなんか、、、、 大切だと思ったんだ。




だけれども、


お金に困ったときに、しょうがなく、、、、使ってしまったんだけど・・・

あのときはなんか、ほんとに申し訳なかったな。。。



そのお年玉袋は、今でも大切に おさいふに入れてある。


「長林のぢいさんより」 と かいてある。とても綺麗な文字で。



あたしは、それを想うと、 なんだか胸が一杯になってしまうのだ。。。。


おじさんの

不自由になった、指で、 あの 笑う顔が、忘れられない。




その年が、3年前で、


あたしはその一人旅を終えたあとに、すぐ就職が決まり、


そしてその次の年には、結婚が決まったので、


今から2年前の つまり、 結婚した年には、初めて夫を連れて、もういちど

長林のおじさんの家に、行ったんだった。



寝込んでいたおじさんは、無理やり起きてきてくれた。


一緒にテーブルを囲んで、夫もまじえて、みんなで話すのは

なんだか、うれしかったな。




そしたら、


そのあとちょっとして、
入退院することになって。



去年の夏は、栗駒には行かなかった。

行きたかったけれど・・・・



そしたら、その年に 亡くなった。12月だったそうだ。



去年、夏に行っていたら、会えたかもしれない おじさん。。。。



なんだか、あまりに切なかったな・・・・




そして、、、


今年、そのときのことを、いろいろ聞いたけれども、、、、


あたしがお世話してあげたかったと 思ったくらいだった。


なんでだろう。。。。2回しか会ったことがないのに。


あたしは、こういうところ、オヤジの遺伝だと思った。


親戚でも、うちのオヤジしか、長林のおじさんとは、親しくないんだそうで。



うちのオヤジは、どこにでも、飛んで歩いて可愛がってもらったそうだ。




遺伝だな・・・・・ 怠け者の道楽好きってところも・・・・はは・・・・




『毎年来なさい、栗駒のおばさんのところに 来なくても、
 うちには 来なさいよね』


なんて、言われて、夕方になったので 栗駒のおばちゃんちへ戻る。


お線香をあげて。





夕方、小学校ではバンド演奏が始まろうとしていた。


あたしは、ちょっと 長林のおじさんちで飲んで、

さらに、戻ってきてからも、焼酎を 調子よくオヤジたちと飲んでいたら、

眠くなってしまった・・・・




少し、その飲んでいるテーブルのとこで、 横になって、夫と眠った、、、、

1時間くらいかな・・・・ 扇風機のそばで・・・・




そして、ふっと 起き上がると、もうすっかり夜だった。


おばちゃんが「ゆうこちゃんたちの布団、2回の和室に敷いてあるから」

なんて言ってくれて・・・・  ありがた〜い。



夫もおきあがって、そろそろ 祭りに行ってみよう ということになった。


ですが、


歩き出した私は、なんだか気持ち悪い。


喉もすごくかわいていたっけ。



夫に ポカリなどを買いに、橋のうえを、走ってもらった。



渡ったとこにある、小学校の横にある、唯一の近所のお店ね。



自動販売機やら、いろいろある。



そしてポカリ一気飲み、、、、   小学校に入るときには、フラツキ気味。


『気持ちわるい〜』 なんて言いながら、夫は氷が食べたいとか

焼き鳥とか、

とにかく、なんか元気だったな・・・・・



そのあと、花火が川向こうで始まるので、
祭りが終わったあと、すぐに放送があって、


みんな川沿いの道路に、座り込む。



そして、ぼんぼりが橋沿いにともっている 間から、


一気に 花火大会が始まるのだった。



一昨年、結婚して初めて夫を、栗駒に連れてきて、花火を見たとき

なんだか、横浜に比べたら、あまりにも小さくて、人も少なくて


だけど、 ずっと あったかで、のんびり楽しめて、


下を流れる川に、 花火が映ってとっても綺麗なんだ。。。




今年も楽しめて。。。。ありがとうって感じで。

上下をくるくる見た。



約40分の花火大会も、無事におわって、


おばちゃんたちは、うちから見ていて、


うちのオヤジは、 酔っ払って眠っていた、、、、



今日来た 意味なしっ!



風呂に入って、あたしたちも、とっとと眠った。



気持ちよい風が入ってくるのだった。。。。




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