東行庵の軒下で

2002年04月17日(水) 高見沢さん、ハッピーバースデー


あたし、あなたが一番きらいだった。

無愛想というよりなにより、テレビに写る貴方は、どことなくオドオドしているようで、頼りなさ を感じたから。

ライブのアルフィーを見ずに、テレビだけでイメージを決め付けて・・・と、思う人も居るかもしれないが、中学生だった私にとってコンサートなど・・・。

レコードだって、お年玉をヤリクリして買ってた。慎重に慎重を重ね、自分の心の中で何度も「お年玉・買い物会議」を開いて、やっと一枚買うのが精一杯だったの。

だから、嫌いな人の居るバンドのレコードなんて、手に取りさえもしなかったと思う。

高見沢 俊彦。嫌い。

そんな貴方が、ラジカル・ティーンエイジャーという曲を歌っているのを知ったのは、メリーアンがヒットして3年ぐらいたった、ある日の事だった。

偶然あわせたFM局。
アルフィーがやっていた番組。その中でこの曲「ラジカル・ティーンエイジャー」が、流れたの。

受験生になっていた私にとって、この曲は、

コトバでここに書くのが難しいけど・・・・


とにかく。
この歌が、人生の半分以上を「アル中」として生きていくことになる「キッカケ」になったのは間違いない。


この日以来、高見沢俊彦=ラジカルティーンエイジャーのイメージも変わっていない。

御本人は、もっと前からそう思っているに違いない。



高見沢さん。
お誕生日おめでとう。
「テーンエイジャーの心を忘れない」という、素敵な年齢の重ね方を教えてくださって、ありがとう!!









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