出会いの年。 すごくそう思う。
今まで、例えば小学校や高校など、 40数人にいっぺんに出会うという機会は確かに、あった。 でもそれは偶然という必然。 良い言葉ではないが 「自分から望んだ出会いではない、仕組まれた偶然」と言える。
でも今年は、何だか違う・・・ これがホントの出会いというのかも、と思う。
年齢も違う、暮らしや仕事のフィールドも全く違う方々。 自分の親の、そのまた親の世代の方もいらした。 プロフィールはまず従軍時代のお話・・というシーンもあった。 教科書で学んだつもりでいた事柄、私には机上の記憶。 しかしその方にとっては目、耳、五感全てに刻み込まれた 「すこし前のこと」なんであった。
そういった人生の大先輩、例えば「20世紀の偉業」(黒部ダム建設) の現場に携わった方のお話を同じテーブルでランチを頂きながら 聞く事ができるなど、まさか思いもよらぬこと。 自分のボキャブラリーを総動員し、立ち居降るまいなど 失礼のないように且つ自然体の自分、テディベアと育児の日々を 自己表現する難しさ、楽しさ。 なんという心地よい緊張感!
ああ、そして明日 今年何度目かの 幸せな出合いが実現する。
私は無宗教なのだが 見えない何かに感謝する気持ちって、こういう事なのだろうか。
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