こ こ ろ も ち 。

2003年09月14日(日) パドヴァ・トリオ

まだ、体の周りを つややかな音譜が取り巻いているような。
錯覚、ではないよこれは・・・。
私きっと 体に おと を入れて 持って帰ってきちゃったんだ。


    ☆


パドヴァ・トリオ。
ヴァイオリン、ピアノ、チェロによる三重奏です。
ヴァイオリンは佐々木一樹さん。
ピアノは 娘さんのウララ・ササキさん。
チェロは次女のマルモ・ササキさん。

皆さんの経歴を書き連ねるのは 
私の文章の野暮さを露呈するのであえて書きませんが、
日本の誇りと言い切れる、方々なの。

私はピアノの「ウララさん」のファンで、
テディベアを製作しながら 良くCDをかけてます。
子なすも
「あ、うららしゃん聴いてるの?」
などと言います。

子なすに、「本物」を聴かせたい。
私も「本物」を感じたい。
運良くこの秋、来日公演なさるのを知りました。
銀座で「ミニコンサート」、行って来ました。
ミニコンなら3才児でも連れて行けます。
こんな良いチャンスは めったにないもの! !

早めに到着、最前列に。
ステージと自分のヒザとの距離、なんと数十センチ! !
数十センチだよ! !
ピアノと自分との距離は、せいぜい2メートル。
そのピアノと自分との間に、ヴァイオリンとチェロが並んで
演奏するのです。

この迫力、この感動。
子なす、目を丸くして 聴いてました。
次第に座っているのが苦痛になったらしく、
私はヒヤヒヤだったけど・・。

大好きな「愛の挨拶」が流れた時はマジで涙が出そうだった。
チェロが主役の曲も、立ち上がって拍手したかった。
すればよかったなー。恥ずかしがらずに、
素直に感動を表現すればよかったな。

パドヴァ・トリオのために編曲された
ヴィヴァルディの「四季」のCDを求め、サインして頂いた♪
帰りの車で子なす早速、
「うららしゃん聴こーー。」
そしてポッキーを2本クロスさせて持ち、
「ままー、ばいおりんー。」

幸せな、ほんとうに幸せな一日だった。



追記:
トリオ演奏の「四季」、一般的なオーケストラのものを
聴き慣れた耳には とーーっても新鮮。
シンプルだからこその広がりを感じる事が出来ます、そして深い。
オススメです。

パドヴァ・トリオ
















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