こ こ ろ も ち 。

2004年06月23日(水) 梅雨どきの花

クチナシとか ユリとか
梅雨時の花は
その薫りで、存在を主張している。

じっとりと重く熱を帯びた空気の中を歩くと
むせかえる香りに出くわす。

大抵、その花々は 
気の早い夏草に隠れていたりするんだが
香りに手招きされるように歩をすすめると
しずかに肉厚の花弁がたたずんでいる。

薫りは流れず。
風もなくよどんだ空気さえ味方にしているのか。



真夏にスカッと咲く花には無い、
イロっぽさを感じる
薫りただよう 花々である。


 < 前の日  INDEX  次の日 >


なす子

My追加