子なすが、バイクで転びました。
怪我は まったくなく、
・・・
心配なのは
恐かっただろうなぁ という事・・
スクールで練習中
アクセルワークに失敗して
クラッシュゾーンに突っこんじゃったんです
良く、レース環境で見るあのウレタンの四角いやつ。 コーナーのアウト側に積んである、あれです。
八の字の練習をしていて ゆっくりすぎた為、ふらついて 立て直そうとしてアクセルを開けたんです
本人も 「転びそうになったからアクセル開けたの。そしたら ぶいーーっ て行っちゃった」
こ、転びそうになったらそのまま転べよ。
転びそうになった(失速した) からアクセルを開けるなんて そりゃ 私たちはやりますけど、 そんな事教えてませんし、 まだまだそれをやる段階ではないです。
本能がそうさせたとしか思えません・・
悪い方に本能が働いちゃいました。
暴走。
現場にはアクセル痕が残ってました。
ブレーキ跡ならまだしも
あくせる痕・・ バイク乗りの母は
この意味が深く分かるだけに、とても驚きました。
一瞬にせよ、アクセル全開になってしまったもよう。
駆け寄ったら、じっとバイクを見つめてました
涙をこらえてました。
頬をなで、
抱きしめたら
ぽろっ
その後、「やる」と言って
最後までスクールに参加しました。
夜にね
「やめる って言わなくて、偉かったね頑張ったね」
とフォローしたら
「ほんとは やめたかった。でも言えなかった」
そんなー!
子「先生いたし」
お人好しな子だとは思ってましたが
意思が弱過ぎなのではっ。心配・・
このまま親(私たち)が もし、 子なすの気持ちに気付かずまたスクールの予約したら "嫌だなぁ" と思いながらも参加するんでしょうか。 親の押しつけを我慢して、バイクに乗るのでしょうか。
それとも、恐さを克服しようとしたのでしょうか・・
イヤイヤやるなんて、意味ないと思ってます。
「もう、いいかい?乗らないかい?」 と聞いたら 子は「また乗りたくなったら、自分で言う」
って言いました。
もちろんその気持ち、尊重します。
楽しいだけじゃないんだよね。
こんな事もあるさ・・・
眠りに落ちる寸前
「おかあさん いてくれて、ありがとう・・」と。
でも夜泣きしないかと
まだ眠れない母でございました・・(AM2時)
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