2005年09月03日(土) |
私はあなたの母ですか |
スイミングに行って来ました。 いつものレッスンではなく、 先生に相談をしに。
子なす、先の木曜のレッスン中に 同級の男児に 水中で頭を押さえつけられたのです。
25M泳いでゴールという時、その男児はゴールの位置に立っていました。 そして泳いで来た息子の頭を水中に押さえつけました。
保護者は、いつも二階の観覧席に詰めています。 私は立ち上がると同時に、寒気がしました。 私の体は硬直してしまいました。
息子は頭が沈み、両手をばたつかせ・・
今思えば、その時に階下のプールサイドに駆け下りるべきだったのです。 私は相手の男児の母親との確執を恐れ ガバと立ち上がるだけにとどまってしまったのです。
子なすは幸い、ゴール位置の"上げ底踏み台" に届き 立ち上がったのですが 続けざまに、その男児は子なすを深い所へ押し戻しました。 笑っていました。
距離を泳いでハアハア言っているであろう状態で、 胸やら肩やらを押されて どんなにか恐かっただろうと思います。
私が階下へ向かおうとしたその視界の隅で 子なすは「何すんだよっ」と言いました。 (観覧席はガラス張りで、声はきこえないですが口の動きは確かに。)
相手に強い言葉や怒鳴ったりする事のない 気の弱い息子なので、 こうしてハッキリ言えたこと、後で褒めました。
その男児はひるんだ様子。 そして自分の母親が見ていないか、観覧席を見上げました。 偶然だと思いますが、私と目が合ったような気がしました。
私はひきつった顔だったと思います。 その子はすぐに顔をそむけ、 レッスンは続きました。 着替えを一人で済ませて戻って来た息子はケロリとしていて 意に介したふうもありません。
結局、その日はそのまま帰宅してしまったんです。
こんな時こそ、大声出して駆けつけるのが母じゃないのか。 私は保身してただけじゃないのか。 私はあなたの母をやっていて良いの? こんな気の弱いことで、これから先 あなたを守りきれるだろうか。 相手の親の顔が分からないとはいえ、その場で騒いた方が 良かったのではないだろうか。
ひと晩、考えました。もちろん夫にも相談しました。 そして先生方にお話しするべきだと。 実はその男児は、こういう事を以前にも子なすにやっています。 人付き合いがどうのと言っている場合ではないですよね。
起こってはいけない事が、起きたのだと思います。と伝えました。 これが初めての被害ではありません。 ただ、その子にかかりきりにはなれないし そうすべきではないと思いますので 対策方針は、先生方にお任せします。 息子はスイミングを楽しんでいます、と・・。
これから先 同様の事が山積だと思うんです、 腹をくくって見守らなくちゃいかん、そしてそれだけじゃだめだ、 と思った出来事でした。
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