シオの日記

2002年04月17日(水) 楽園からの目覚め

楽園はいつもすぐ側にある。
深呼吸をして
自分を落ち着かせたら、
そこには楽園がある。
けして逃げ込んではいけない楽園が。

一瞬の快楽を感じるためにある。
その楽園。
永住はできない。
できないからこそ、そこは
『楽園』と呼ばれるのかもしれない。


帰り道。
桜の樹はその儚い姿を感じさせない
強い緑と雨に打たれた姿で待ち構えていた。
そこは他より緑が多くて、
いつも空気が澄んでいるように感じる。
今日は雨だったから、
雨の後はさらにその空気が浄化されている気がして。


時間がないんだ。
今だからできることを。
口をそろえて皆が言う。
「学生は時間がある」
・・・ホントだろうか(泣)

確かにあるかもしれない。
ただ、上手く使えないだけで。
だから、今しかできないこと。
下手な時間つぶしにならないように。
形あるモノに触れていきたい。

現実を見なければいけないから

もしかしたら、今日一日中夢の中にいたのかもしれない。
現実と白昼夢をごっちゃにしてしまうほど
意識が朦朧としてしまって。
しかし、霧が晴れる。
視界が開ける。
目覚める。

人から見たら無駄かもしれない。
けれど、私にとっては大切な輝き。

微笑んでしまえば、なんて簡単なことなのだろうと
あきれ返るほどのあっけなさ。
けれど、それはちゃんと気持ちを伴う顔じゃなければ意味がなくて。

身体に掛かる重力にすら屈しそうになるときは
楽園に帰ってたらいい。
楽園は来るもの拒ず、去るもの追わず。
そして、また羽ばたけるようになればいい。
旅人が一時の休みを求める『オアシス』なのだから。

救われていいんだ。
救われる可能性は誰にでもある。
許されているんだ。
どうか、救われることを許してください。


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