シオの日記

2002年06月03日(月) 暗黙の『不可侵条約』

昨日はよくわからん夢日記のようなものだったが、
夢日記は続かないものである。
普通に寝てたら夢なんて覚えてない。
見たという記憶さえない。。。
一回睡眠につき焼く5回は夢を見るって言うのに〜
ちょっと残念。


さて、また人間関係。
人間関係は難しい。
それに尽きる。

価値観の違う人がいるのは当たり前。
それをわからないからと言って否定をしてはいけない。
その人にはその人の世界観があって、その人のリズムがある。


それにあわせる必要はないし、理解ができないことを攻める必要はない。
攻められるいわれもない。


人間として尊重してあげられるならそれでいい。
肯定すること。お互いが尊敬できる間柄。
そして側にいられるならばその関係が理想かな。
自分も相手も影響しあって成長したい。


いつもつるんでいる仲間がいる。
価値観が合わないと言うか、リズムが合わないと言うか。
二人だと不可侵条約のような沈黙が訪れる。
最初は焦った。
いつもにぎやかなその子がピタリと口を閉ざして、
静かに隣に座っているから。
どことなく苦手だった。
嫌われてるとさえ思った。
あまり話さなかった。

でも、繰り返しそうなると、別にそれが苦痛ではなくなる。
二人の静かな時間が流れている、と認識するようになって。
その名の通り暗黙の『不可侵条約』
彼女には彼女の、私には私の価値観があって、
それを押し付けるのは好きじゃない。
押し付けられるのも当然好きじゃない。

そして、そうやって静かな均衡を保つ、暗黙の了解。

今でもそれは静かに続いている。
たまに彼女はこちらを覗いてくることもある。
たまに彼女の方を覗くこともあるようになった。
お互いの世界を壊さない程度に。

あまり長いこと側にいると
その均衡が崩れてしまいそうなほど
離れていてもその余波で不快を感じたり、苛立ちを感じるほど
正反対の、全く似通うところがないようなお互い。
けれど、そんな暗黙の了解を作れるほどの信頼?


たまにね、お互いの壁をぶち壊して、
わからないならわからないなりにわかる努力をしてみたり
相手を引きずり込むのもまた一つの方法かもしれない。

けれど、そんな二人の暗黙の了解は二人しか知らない。
不可侵条約が破られない限り、
一見奇妙な、そっぽ向いてそうな二人。
でも、それはそれでお互いが穏やかに付き合うための
不可侵条約。

そんな関係があるのも、悪くないかな。


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