シオの日記

2002年09月15日(日) おしどり夫婦

うちの両親は仲がいい。
ベタベタしてはいないけれど、
一方的に父親が母親のことが好きで、
母親は父親の世話を焼いているって感じ。

最近、妹は受験勉強のため、家にいることが少ない。
家では勉強できないそうだ。
それで、家に残るのは3人。
父、母、私。
たまたま母がお出かけ。
父と私が残る。
母が帰るまで、

父「ママ(実際そう言ってる)迎えに行ってくるね〜」
私「ん〜」

会話はコレしかなかった。
つか、これって会話か?(苦笑)

・・・別にそれはいいんだけど。
昔から、父は子どもたちに関心を持たなかった。
仕事ばかりの人だったし、海外とかも好きだったし、引越しも多かった。
そのせいで、普通の生活を奪われたとも言えるが、
そのおかげで、ちょっとした能力と貴重な体験をした。
いまさらだしね。
いつまでも悪い方向に考えてはいない。

じゃなくて、そう、夫婦の話。
うちの父と母はそんな感じで。
でもほんとに仲良さそうになったのはつい最近かも。
それ以前に、二人が揃って一緒にいるところを見るのが。
私はずっと家にいない人間だったから。

久々に二人が揃っていて、
並んでリビングのソファーに座って談笑。
夫婦って恋人の延長だったんだねぇ(今日の一言)(笑)、と
なんだか微笑ましい気持ちになって。
よかったねぇ〜、父。(笑)
うん、一時期母の父に対する愚痴は私に吐かれていました。
ちびりちびりと。
他に話す人もいなかったみたいで。

でもね、なんとなく、子どもがいたから
夫婦って上手くいきもし、上手くいかなくもなるのかな〜なんて。
『子は鎹』って言うけど、
でも夫婦が「男と女」から「父と母」にならなくてはならない
その原点が子ども。
少なくとも、私の父は最後まで父親としてはいまいちの人だった。
(過去形なのは、もう父が必要な時期は終わったから)

ソファーで談笑している二人を横目に、
そっとゲームをカタカタやってる自分。
早く家出たいな〜って思った。
二十歳過ぎの子どもってもう邪魔じゃん。

結婚当初に戻って、恋人同士の顔に戻ったほうが、
なんか可愛らしいし。
おしどり夫婦ってこんな感じかな〜って思った。

別に、自分の存在がうんぬんっていうより、
二人の姿が、なんか微笑ましくて。
可愛らしくて。
自然で、無理がなくて。

ちょっとだけ、妬いたのかもしれない(苦笑)


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