今、また子どもが事件を起こしたり、 胸が痛むことがあります。
私は、子どもが好きです。 構うのも、構われるのも、 ぽてぽてした、予想外の行動ばかり起こす 彼らが大好き。
でも、自分は子どもを産むかと言ったら、 絶対産まない。 結婚したら変わるとか言うけれど、 確かにそれは思うけれど、 自分の親をみて、 自分の生きてきた道をみて、 自分の妹をみて。
絶対子どもは産まない。
と思うわけです。
困った仔猫ちゃんが家には居ります。 自分を卑下しまくることで、 他者からの肯定的な評価も踏みにじり、 劣等感に浸っているのかもしれないが、 ある意味、そうやって自分の世界を守っているのだろうけれど、 それにも限度がある。
自分の世界を守るのは大切だ。 自分の世界で好きに生きたらいい。 けれど、 そのために傷つけた人を ちらりと振り返りもせず、 なんの後悔もせず、 なんの後ろめたさもなく、 そうやって生きていけることが、 非常に納得がいかなくて。
私だって自分の世界を守るために、 犠牲は厭わないと思ってきた。 けれど、その犠牲は最小限に。 少なくとも、他者を傷つけることは アナタにとってそれほど軽い事象なのか。 自分のせいで何かが起こることを アレほどまでに神経質にしていたアナタが なぜに、身内なら平気で致命傷を負わせても構わないと思うのか。
まあ、私には私の否があるのかもしれない。 アナタにとっては私が先に生まれてきたこと自体が 思い通りにならないすべての始まりだったのかもしれない。 そのくらい卑屈に生きてきているでしょう? どちらも同じように望まれて生まれてきたのに、 その後の生き方で性格も待遇もすべて変わってくる。
妹は自分を持っていていいなー、 ちゃんとしてて偉いなーって思ったこともある。 でもそれは彼女が意固地になっているだけの結果だとしたら?
今は、家族が大事。 それは私が家族と過ごす時間に限りが見えてきたからだ。 そう、親にも言われた。 確かに、それもあるだろう。 けれど、私はココまで生きてきた中で、 親なくしては生きてこられなかった自分を知っている。 散々甘えてきたこともわかっているつもりだ。
それを当然と思って受け入れてきてくれた親に 感謝しているし、その気持ちはきっと どこかで伝わってくれているだろうと思う。 伝わっていなくても、きっといつかは伝わるだろうと思う。 こんなにも遠い関係ってどうなんだろうね。
別に自分の考えを押し付けるつもりはないが、 そんなに簡単に必要ないものとして見限ることができるならば、 本当に家を出て行けばいい。 お金が〜とか、無理〜とか甘ったれたこと言ってないで 無理しているって偉そうにしているくらいなら 本当に出て行けばいい。 私は真剣にそう思う。 そして、途方にくれたときに、 やっと思い出したように帰ってきたらいい。 そして受け入れてくれる親の懐の深さを知ればいい。 なぜ、それがわからないのか。それがわからない。
私も親なんていなくていいと思う時期があった。 それでも、自分の中の法と、常識があった。 そう、アナタには所謂常識が欠如している。 いつぞやか、アナタは私に言ったね。 常識がない。って。
それをそっくりそのまま返してやる。 アナタにこそ常識がない。と。
別に私はアナタを育てた覚えはないし、 正しい意見も、正しい考え方もない時代だから余計に。 アナタはアナタの道を進めばいい。 アナタらしく人に振り回されないように 自分の意見をもって進めばいい。
ただし、出した答えに、 自分の正しさを主張することは許されない。
友人に許されていること=常識じゃない。 友人はいいことも悪いことも、けして忠告しない輩が多い。 いいことも悪いことも私の一部として受け入れてしまうだけ。
頼むから、親を泣かせるなよ。いまさら。
私が家を出る前には、それに気づいてくれることを、 切に願っている。
どうせ、裏切られる相手なら、 最初から作らなければいい。 どうせ、分かり合えない相手なら、 最初から作らなければいい。 自分の精いっぱいの愛を与えつづけた結果が、 悪夢しか生まないのならば 最初から作らなければいい。 精いっぱいの愛を向けた先が、 悪意の対象として矛を向けるのならば 最初から作らなければいい。 そんな世界はいらない。 そんな世界はいらない。
醜い世界の中で、せめて美しいものを信じさせて欲しいと思う気持ちも ずたずたに打ち砕かれたって、 理想を追うことしか知らないのだから、 次の理想なんてないんだから。
自分も回りもすべての世界を偽ってでも 虚偽のキレイな世界を見ていたいと。 自分の想いを守ることに精いっぱいなだけ。
誰もが幸せな世界なんてない。
ふと、思った。 妹の自己卑下と 母の自己責任追及は 意外にも似ているような気がした。
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