シオの日記

2003年08月17日(日) 中国旅行記『日本〜珠海』

今回の中国旅行行きはかなり急な決定であった。
父が中国に単身赴任。
正直、例え父がこれからまだ何年か中国に
滞在するとわかっていても、
今回が最初で最後の機会かもしれない。
そう思って、今回の中国旅行行きを決定した。

正直なところ、結構ハードスケジュールで、
面白い体験ができたと同時にかなり疲れた。
AM7:19分の高速バスに乗って空港へ。
それから飛行機で3時間19分(かなり早かったらしい)

まず、どこに行ったか。
中国は広い。
私が行ったのは珠海と香港。
香港からフェリーで1時間ちょっと。
珠海はそんなところにある、
現地の観光地的な場所。
ちょっと下町っぽい町である。
中国旅行記第一弾として
『日本〜珠海』と称し、
珠海の生活を取り合えずちょこちょこと。

珠海は日本よりずいぶん南にあるらしく暑い。
暑い。
暑い。
日差しも日傘なんかじゃ太刀打ちできないようで
遮光傘を使用している。
生憎の天気だったことと、2週間も滞在していた
母の知恵のおかげでなんとかそれほど
焼けなくて大丈夫だったが、
知らなくて、天気がよかったら本当に大変だっただろう。

その一方で、中国人はクーラーをガンガンにかける。
そのため、部屋・室内はかーなーり寒い。
寒い。
寒い。
それはどうも考え方もあって、
冷たい空気=キレイな空気
という図式があるらしい。
そのため必要以上にクーラーをかける。
環境破壊とかそういうことはまだ考えられないらしい。
車も然り。

中国、珠海の交通事情。
この際、限定させてもらおう。
他は行ってないのでわからないからということから。
フェリーからは父の家まではタクシーだった。
(ちなみに、到着当日の17日の最大のヒット。
タクシーは中国では「的士」素敵だ!!)
で、びっくりしたこと。
中国の「的士」、せっかちだよ!
常にかなりの見切り発進。
少しでも早く、少しでも前(?)に。
蛇行運転当然。
往復2車線(つまり1車線ずつ)だったら
対向車線に出て追い越す。
少しでも自分の前を遮るものがあれば
(人でも、車でも、道が詰まっているなんて
どうしようもないときでも)
遮るものがある限り、遮っている限り
クラクションを鳴らしつづける。

そして、車優先、人優先なんて言ってられない。
珠海の交通の中で生きるためには。
信号なんて見るな。
渡りたければ渡れ。
信号を信じてても、車は来る(右側通行、右折フリーのため)
左見て、渡ってしまえ。
右から車が来た?道で待って通れるチャンスをうかがえ。

めちゃめちゃです。
建物は作りかけて、地盤が弱いから?とかって
途中まで作ってやめちゃうし、
市場に行けばブランド物はみんなニセ物だし。
(かなり笑えたけど)

日本では出来ない経験。
日本ではありえない光景。
日本では通用するはずのない考え。

中国は日本の何年か前の時期を
踏襲しているとかって言われていることもあったけれど
日本と中国は決定的な違いがある。
それが、いいとか悪いとか、そういうのではなくて
文化の違いなんだろうな。
そういうものを実際に見て、触れて、感じてきた。

だから、すごく面白い旅行であったのは確かだ。
第一弾終了。


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