シオの日記

2004年04月03日(土) ピアニストの力

今日、ピアノコンクール(?)のテレビを見ていた。
16歳の女の子。
話し方はやはり年相応。
けれど、一度ピアノに触れると
ありえない速度で指が動く^^;

オーケストラと一緒に。
何千という観客の前で。


笑顔。


強いな、って思った。
緊張でガチガチになるし、
頭も真っ白になる。

私も舞台に携わっていた人間だから、
すごく、その強さに感激した。


コンクールで何次試験かで
落ちてしまった人のコメントで、
「ピアノと闘ってない。今まで自分は何をやっていたんだろう」
そんなことを言っていた人が居た。
登りつめる人は自分をちゃんと振り返れてるな〜って。
自分をまた前に進めるための力を
きちんと掴んでいるな〜って。


クラシックは昔の音楽、
古い音楽というイメージが強い。
少なくとも私の中では。
でも、さりげなく自分の携帯の着メロにも
クラシックは忍び込ませているし、
クラシックは好きだ。

。。。そのことに気がついたのは最近なのだけれど。


自分の知らない世界がそこにはあった。
そこで才能を、努力を、想いを
広く、伸びやかに、高らかに
響かせている者たちがいた。

成功を喜ぶ笑顔に、
拍手を受ける笑顔に、
こちらも思わず笑顔になった。

真剣なまなざしに、
心を打つ音楽に、
最後まで番組を見てしまった。
(もうちょっと早くお風呂に入るつもりだったのに〜)

自分も伝えたい人だ。
・・・本当はね^^;
そして、彼らにもらった笑顔のように、
自分も、人に笑顔を与えられたら。

笑顔を与えたい。

そう、思わせてくれたのも、
若きピアニストたちの力


↑エンピツ投票ボタン
My追加 読んだよ〜とか、面白かったよ〜とか、がんばれよ〜とか(笑) よければ「投票」をぽちっと♪励みになります☆

 < 過去  INDEX  未来 >


シオ [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加