私が勤めている病棟は血液内科と内分泌内科の混合病棟。 コレだけ言って、わかる人はわかるし、 わからない人は全然わからないでしょう。 わからなくても全然構いません(苦笑)
要は、終末期(ターミナル)の人もいる病棟なのです。 コレだけ言って、わかる人はわかるし(以下省略) ぶっちゃけて言ってしまえば、 死にそうな人も入院している病棟なのです。 ひっじょうに元気な人も多いのですが、 死にそうな人も少しいるのです。 …どこの病棟もそうなのかもしれませんが。 で、毎日の業務の中で、 たまに「誰々さん、シボウ退院されました」と聞いてはいました。 でも正直、実感がわかないし、 入退院もそこそこ多いので余計に実感がないまま過ごしていました。
でも、先日ついに亡くなる瞬間に立ち会いました。 その方は、状態は相当危険だな〜というのは 私が見てもわかりました。 それでも、朝、まだ意識もあって、お話もできて。
いろいろあって、急に状態が悪くなってしまい、 心拍数がすっごく少なくなってしまい、 呼吸もすっごく苦しそうでした。 そして、それからホントにすぐ、亡くなってしまいました。
このとき、初めて、 病院って人が死んでしまうことがある場所なんだ、って実感しました。 印象的なのが、先輩の言葉。
「えらかったね、頑張ったね。ゆっくり休んでね」
亡くなったその人は ゼイゼイ呼吸をしていて、本当に苦しそうだったので なくなった瞬間、その音が消えて、 表情も穏やかになった気がしました。
変な言い方かもしれませんが、 楽になったんだな、って思いました。
そして、自分が死ぬ時のことも少し考えました。 是非、考えてみて欲しいです。 気持ちが暗くなるので、 自分の調子がいい時でいいです。 一度考えてみてください。
死ぬ時はどんな風に死にたいですか? いつ、何処で、誰が居て欲しいですか。 どんな死が理想的ですか?
読んだよ〜とか、面白かったよ〜とか、がんばれよ〜とか(笑)
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