8月15日
香嵐渓の山深い緑の中で、ふとマイナス思考の塊が出現。
文字の刻まれた大きな岩の前で、 バカバカしいほどの空虚感。
幾人もの視線にさらされてきたんだろうな。 視線って風のようなものかな、って。
たくさんの人が同じようにこの岩へ なんらかの思いを一瞬でも持ったのだろう。 例えばそれが、ただの「でかいなぁ」だったり、 「難しい過去の因縁について」まで発展したり、さまざまだと思う。
ほかの人のことを思って、 今の思いを誰かに伝えても、一生懸命伝えたところで、 100%は伝わらないし、1%伝わったところで、 同じ感動を感じるわけでもない。
そう思うと、どっと疲れた。
人付き合いって本当は好きじゃないんだなぁって。
面倒で。
相手に合わせるとか、 社会でやっていくとか、 集団・団体行動とか。 顔色を伺うとか、 価値観とか、 おもいやりとか、 やさしさとか、 伝えるとか、 聞くとか、知るとか。
自己中なんです。 限りなく。 私がわかったらわかって。 私がわからなかったら、わからなくてよい。 以心伝心、して。
人間相手の仕事してるのに、何をいまさら、って感じもしますが、 仕事だからできるんだろうね。 所詮他人だからできるんだろうね。 なんて、思ってみたりして。 その割には怒ったり、泣いたり、笑ったり。
矛盾しているようですが、でも矛盾してないつもりなんです。 自分の中では。
一人ぽつねんと世界で人間が私一人だけになったら。
不便だけど、寂しさも悲しさもないのかもしれない。
所詮、一人で死んでいくものだから。
苦しくなるほど純粋な緑に囲まれて、思うのは 圧倒されるほどの無力さ。
一刻も早く、消滅したい自分の存在意義のなさ。
昔から、自殺願望はあったけれど、 何も残さない選択は、消滅願望に変わったそれを、助長させる気がする。
私は、着々と自分の存在を 抹消したく、思っているのだ。
忘れられたくないという、足掻きをココに残して。
やはり矛盾している気がする。
そして、一人で死ぬとか言う割りに、 人とのつながりを愛してやまないのだ。
矛盾していないと思っている自分が、 ますます矛盾しているのだろう。
そんな風にうまくいかない、自分に、 睡眠というリセットで、強制思考停止する。
マイナス思考な塊をしばし、どこかの隅へ追いやることとしよう。
読んだよ〜とか、面白かったよ〜とか、がんばれよ〜とか(笑)
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