シオの日記

2006年08月14日(月) リセット:強制終了

8月15日

香嵐渓の山深い緑の中で、ふとマイナス思考の塊が出現。

文字の刻まれた大きな岩の前で、
バカバカしいほどの空虚感。

幾人もの視線にさらされてきたんだろうな。
視線って風のようなものかな、って。

たくさんの人が同じようにこの岩へ
なんらかの思いを一瞬でも持ったのだろう。
例えばそれが、ただの「でかいなぁ」だったり、
「難しい過去の因縁について」まで発展したり、さまざまだと思う。

ほかの人のことを思って、
今の思いを誰かに伝えても、一生懸命伝えたところで、
100%は伝わらないし、1%伝わったところで、
同じ感動を感じるわけでもない。

そう思うと、どっと疲れた。

人付き合いって本当は好きじゃないんだなぁって。

面倒で。

相手に合わせるとか、
社会でやっていくとか、
集団・団体行動とか。
顔色を伺うとか、
価値観とか、
おもいやりとか、
やさしさとか、
伝えるとか、
聞くとか、知るとか。



自己中なんです。
限りなく。
私がわかったらわかって。
私がわからなかったら、わからなくてよい。
以心伝心、して。


人間相手の仕事してるのに、何をいまさら、って感じもしますが、
仕事だからできるんだろうね。
所詮他人だからできるんだろうね。
なんて、思ってみたりして。
その割には怒ったり、泣いたり、笑ったり。

矛盾しているようですが、でも矛盾してないつもりなんです。
自分の中では。

一人ぽつねんと世界で人間が私一人だけになったら。

不便だけど、寂しさも悲しさもないのかもしれない。

所詮、一人で死んでいくものだから。

苦しくなるほど純粋な緑に囲まれて、思うのは
圧倒されるほどの無力さ。

一刻も早く、消滅したい自分の存在意義のなさ。

昔から、自殺願望はあったけれど、
何も残さない選択は、消滅願望に変わったそれを、助長させる気がする。

私は、着々と自分の存在を
抹消したく、思っているのだ。

忘れられたくないという、足掻きをココに残して。

やはり矛盾している気がする。

そして、一人で死ぬとか言う割りに、
人とのつながりを愛してやまないのだ。

矛盾していないと思っている自分が、
ますます矛盾しているのだろう。

そんな風にうまくいかない、自分に、
睡眠というリセットで、強制思考停止する。

マイナス思考な塊をしばし、どこかの隅へ追いやることとしよう。


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