日記でもなく、手紙でもなく
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2001年01月17日(水) |
阪神淡路大震災からちょうど6年目の日に |
朝起きる時、ラジオの目覚ましで起きるのですが、その日、地震があったというニュースで、えっ?とふとんから起き上がりました。 時間が経つにつれその惨状がはっきりし、時間が経つにつれなくなった人の数が増えていったことや、TVで夜中まで家屋が燃えていた風景などのことは、今でも覚えています。
たまたま、外部のプロジェクトの午後のミーティングで、大阪から来ることになっていた人もいたのですが、その人が朝、乗り換え駅のホームで電車に乗ろうとしたとき、地震にあったとのこと。まさに、ホームが波打つのを自分の目で見た時は、ほんとに信じられなかったという話を、後から聞きました。
その人は、自分の家まで歩いて戻り、幸いにも家族はちょっとけがをしたくらいですんだものの、家は2階が崩れてしまった状況を見ると、さあほんとにこれからどうしよう、という思いにとらわれたといいます。あと3−4km先までいくと、以前と変わりない生活を送っている、食べ物も飲み物もある、というのがわかったのだけど、周囲も似たり寄ったりの状況では、なかなかそこから脱出しよう、というような気になれなかった、という話も聞きました。
アホみたいやねんけど、その時はなかなかそういう気になれなかったのが、自分でも不思議でしょうがない、と言ってましたね。
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