日記でもなく、手紙でもなく
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東京でも、桜開花宣言が出ました。いよいよ春。 わが家のすぐそばの小さな寺では、やっと梅の花が散り始めているくらいなので、桜が咲くまでにはもう少し時間がかかりそうではありますが......
近くの小学校の校庭の道路沿いに、桜が植えられていて、満開の頃この道を通ると、気持ちまですこし若やぐ感じにしてくれるのは、桜の花がもっている力なのかもしれません。ちょうど桜の花の咲く頃というのは、花曇りの頃とも重なって、薄紅色の花の色彩が、ぼんやりと僅かに曇った空の淡い色の中にうかびあがる、そんな感じが合っているようにも思ったりします。
一陣の風吹けば、あまりにも華麗な花吹雪。 美しさがはかなさを上回る花は、この桜を置いて他にありません。
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