日記でもなく、手紙でもなく
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| 2002年08月12日(月) |
名古屋・栄公園<オアシス21>の大屋根 |
名古屋の地下鉄・栄駅降りてすぐのところに、何か新しい屋外ホールのような建物を建てている――ように見えたものは、栄公園<オアシス21>の中心部であったことを知る。
シンボルとなるガラスの大屋根が地上14メートルに設置され、ちょうどその枠組みが道路からよく見えて、一見すると屋外ホールでも作っているのかと見間違える。 形は楕円形で、外周部は幅3メートル程度の歩道(園路)になり、一周すると200メートルという、比較的巨大なガラス屋根である。しかも、ガラスの上面に水が流れる構造になるという。 この屋根が、水の宇宙船「地球号」と見なされる。
人工地盤緑化や屋根のガラス面に水を張るなどのことにより、都市部の温度上昇に拍車をかけないようにする、というように、コンセプトの底辺には、環境・温度対応という点が置かれている。
ちょっと作りすぎ、金のかけすぎというようなきらいがなきにしもあらずだが、新しい公園づくりに挑戦する、という意欲は、確かに伝わってくる。こんな公園は、確かに東京にも大阪にもない。 地下はバスターミナルになり、地下鉄や栄地下街とつながる形になる。今年10月完工を目指して、最後の工事が進んでいる段階だ。
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