日記でもなく、手紙でもなく
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静嘉堂文庫美術館へ行くのに、東急・二子玉川線で、二子玉川まで初めて乗る。用賀の駅までは、というよりもこの二子玉川線に初めて乗って、用賀から渋谷へ出たのが、今年8月。 それほど自分には(今まで)あまり縁のない路線の一つだった。
用賀から渋谷へ出たときは、ずっと地下を電車が走っており、景色も見えないつまらない路線だという印象が強かった。 どこまでも地下を行くわけはないだろうと思っていたら、用賀を出たところで外の風景が見える。用賀の次の駅がこの二子玉川になる。
長い名前なので、フタタマという人も多いが、駅名のアナウンスを聞いていたら<ふたこたまがわ>と<こ>が濁らないというのを初めて知る。 ターミナル駅らしく、私鉄にしては、駅前はそれなりの賑わいもある街だ。
駅のホームから、下方に見える多摩川で、川の中にまで入って、釣り糸を垂れている人の姿も多く目にできる。 釣り人の姿を見たのも、本当に久しぶりだ。どうも、そういう場所に来ることが少ないのに違いない。
太陽はかなり西に傾いて、釣り人を見るのも眩しい、よく晴れた秋の日。
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