日記でもなく、手紙でもなく
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2002年12月28日(土) 富山まで

 南関東はよく晴れた日で、新幹線の中は少し暑い感じも。私の隣の席には、幼稚園くらいの女の子とそのお母さん。座席前のパンフレットで、新潟までのコースを確認していました。

 熊谷を過ぎ、上越新幹線の長いトンネルを抜けたと思ったら、雪に覆われた越後湯沢の駅に到着します。ここまで約1時間ですから、乗ったという感覚は希薄です。
 ホームに出ると、さすがに晴れていても空気が一段冷たく感じられます。

 在来線特急に乗り換えて、次の十日町まで白銀の世界。考えてみると、このようなコースで北陸まで行くのは初めてのことです。
 仕事で以前富山へ行った時は、1回は往復とも空路でしたし、もう一度は復路列車で戻ってきたものの、新幹線がまだ開通していなかった頃でした。夏の頃だったと思います。ずいぶん時間をかけて乗り、大宮へやっと着いた、という感覚があったようです。

 車窓右手に日本海が見え隠れし始めると、空模様が怪しくなり始めました。冬の日本海側で、よく見られるようなどんよりとした光景。
 2時間で富山着。
 私には、富山駅前の記憶がほとんどなかったことを再確認しました。


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