日記でもなく、手紙でもなく
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地下鉄銀座駅、ちょうど四丁目交差点の真下にある改札のそばの柱は、<紅烏龍(あかウーロン)>と大きく書かれた広告ポールに変わってしまっている。
実は(というのが2つあって)、一つはこの広告を見た時、一瞬サントリーがまた新しい烏龍茶を出したのかと思ったこと。ただ、よく見ると小さくJTのロゴが、一番上のほうに入っているのを発見。JTも今後更にタバコのほうの事業収益が薄くなってくるだけに、飲料事業あたりは、その代替事業の新しい核にしたいと思っているはずだろう。
もう一つは、今年に入って、烏龍茶はネスレからネスティーの一つとして、青いパッケージの烏龍茶が先日出ていて、都内のファミリー・マートやAmPmなどにそこそこ入っていた。飲んでみて、サントリーの烏龍茶よりずっとごくごくと飲みやすかった。これは良い、と思っていたら、3週間強を経ると、コンビニにはほとんど置かれなくなってしまい、なかなか見つけにくい状況に変わっていたことだ。 烏龍茶というのは、一番最初に出てきたサントリーの烏龍茶がやたら強い状況にある。この味に慣れている人にとっては、飲みやすい感じのするお茶では、全く気の抜けたソーダ水に近いモノに違いない。しかも、こういう人ほど、ペットボトル入り烏龍茶の一番のヘビー・ユーザーだったりもする。
この紅烏龍、まだ飲んではいないが、コンビニの中でこの春〜夏にかけて、長期に亙ってチルド・シェルフを確保できるかどうか、いかなることになりますか。 日本茶・緑茶のほうも、今年もかなりいろいろ出始めてきているし、茶飲料は激戦区になりそうだ。ただ、定番商品は別として、これらの新製品というのは、販促コストがかかる割に、なかなか市場に根付かない。ここが本当は一番苦しい。
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