日記でもなく、手紙でもなく
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2003年04月16日(水) 国立近代美術館宛の苦情メールの返信

 4/12(土)に、近代美術館・工芸館で開催されている<今日の人形芸術>展を見に行き、見終わった後で、出品展示リストがないのかをカウンターにいる女性に尋ねてみました。
 用意してないのならないということで、その場は終わったのだろうと思うのですが、展覧会案内用リーフレットか図録をどうぞ、というのでちょっと頭にきてしまいました。リーフレットは用途が違うだろうし、図録は買わなくてはいけないし。

 せっかく珍しい展覧会なのだから、確かに図録を作れば記録は残るのでしょうけれど、3〜4名の作者の作品名を手元に残すためだけに、この図録を買えというのはちょっとむごいと思わざるを得ませんでした。以前、この工芸館で開かれた企画展を見にきたときは、展示リストが用意されていて、大変ありがたいとおもっただけに、今回は本当に残念でした。

 その後、近代美術館・本館で開かれている<青木繁と近代日本のロマンティシズム>展を見たときも、展示リストがなく、最近はもうリストを作らないのだろうかと思ってしまったほどでした。

 ところが、翌日近代美術館のHPをチェックしてみると、青木繁展のほうはHPに出品リストが掲出されているではありませんか。しまった、これを印刷して見に行くのだったと臍をかみました。
 しかし、工芸館で開かれている人形展のほうは、やはりHPにもリストは掲出されておらず、ほとんどリーフレットと同じ内容。僅かに期間中数回開かれる講演内容についての案内が詳細に掲出されていました。

 確かに、講演時には集客しないと、人形製作者である講演者にはなかなか顔が立たないというのはよくわかるのですが、それでも<見にきた人>全てに、気に入った製作者名と作品名くらいは手元に残るメモを置いて欲しいと思ったのでした。

 その時点で早速<言いたくはないけど苦情を一件>、工芸館・企画担当者宛メールを入れておきました。本音は、HPでも構わないし、リストを掲出してもらえないか、という内容です。住所・氏名も入れてメールを入れたわけです。

 その返信メールが今日入っていて、「今後の企画時に参考にさせてもらう」旨の内容が書かれていました。別に、このような返信をもらいたいから、メールを出したのではなかったのに、と思いました。リストが欲しかったのに....

 HPにも、まだ展示作品リストは掲出されていません。


riviera70fm |MAIL