Kitty Thunder Ground
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| 2003年02月05日(水) |
電車の中のギャル女子高生に人生を教えられる |
今日電車に乗っていたら、 向かいの席にギャル女子高生4人組が座って、 めちゃめちゃうるさかった。
金髪茶髪赤髪で、ミニスカの下に短パンをはき、 ローファーはかかとつぶして履き、 化粧は濃く、声はでかく、 おまけに浜崎あゆみの話題で盛り上がるという、 なんていうか、典型的過ぎておそろしい。 まさに絵に描いたようなギャルで、おもしろかったな。 (みんな微妙にデブで可愛くないところがまた、なんとも。)
でまぁ、周りの乗客は相当うざそうに見てたが、 しかし、オレはむしろ心が和んだね。
今日実はちょっとトラブルに巻き込まれてまして、 その補修のために出かけたので電車に乗ったんだ。 まぁオレも、普段あまり悩みに苛まれないよう心がけているつもりでも、 降ってわいたトラブルにはやはり、見てみぬ振りをするわけにもいかず、 それなりの対処をしなくてはいけない。 そんなわけで、ピリピリ感を抱きながら電車に乗ったわけですよ。
他人の世界の事を考えない、明日の事を考えない、 後先の事を考えない、将来の事を考えない、っていうのは、 正にティーンエイジャーの特権であり、 それを最大限に利用しているのはああいうイキのいいギャルのコだ。 ティーン期という"刹那"に"永遠"を感じ、 故に刹那の快楽をむさぼっている。 (品行を逸脱はしているが直ちに罪にはならない程度に)。
その、自分にブレーキをかけない自由奔放さの体現に、 オレはパワーをもらい、心のイライラが溶けていったんだね。
『失うものがない(見えない)ゆえのパワフルさ』は本当に凄いよ。 (本当はパンツでも見えたらもっとパワーをもらえたんだけど…短パンを履いていたのは残念でした)
オレも高校の頃、割と自分の好きな事を好きなようにやっていた。 まー、今でも「好きな事を好きなように」やってはいるのだが、 フォーマットは確かにそうなのだが、 いつの間にかコンセプト的には、 「将来のために」というものがくっついてしまっている。 だから、好きなこととは言っても、 将来のためにならないと自分で思うことは、知らず知らず避けているんだなぁ。
まぁそれはそれで、悪い事ではなく、むしろいい事で、 大人になるってのはそーゆーことだと、思う。 だってまー、今、将来に傷がつくような事したくないもの。 将来役に立たない事もどちらかと言えばしたくない…。
…いや待て!違うかも。
うーーん。オレはいつの間にか保守的になったのだろうか。 相対的に見れば、少なくとも大学生の、同年代のヤツから見れば、 オレはキッズで、自由の翼をはばたかせているそうなのだが、 しかし、高校の頃は失うものなんて何もない気がしてたからな。 今は、何かやらかしたら、「将来」を失うような気がするんだよ。
でも、それを恐れる余り、機動力が、 昔より弱くなってるというのは確かなことだと思う。 それは問題だ。機動力はある方がいい。
将来を捨てる気でパワフルに動くと、 数年後には路頭に迷う事になるかもしれん。 でも、強い機動力は絶対必要だ。そうだろう。 なんてスッパイんだオトナのパラダイス。 オレはやはり先の事なんて考えないほうが、 今はいい結果が出てくるような気がする。 ヤバイ方向へ行きそうになったら、 家族か彼女か友達が軌道修正してくれるだろう。 だからオレは、やはり暴走機関車になろうと思う。 オレは声を大にして言いたい。言い放とう。
失うモンなど、何もネエェェェェェェ!!!!!!!!!!!!
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