雑記

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2001年08月13日(月) 会社を変えないといけないということ。

無理を言って仕事は休み。前の晩が遅かったので昼までだらだらとしてしまう。買い物とか、本当はいろいろ出かけなくちゃいかんのに。昼過ぎに二人で外に出る。

とりあえずは歩いて浅草。昼飯を食べてから銀座線で秋葉へ。久しぶりに日差しがあるような気がする。ここ2週間ほど東京ってずっと曇ってたような。湿度は普通だけど気温はたいしたことないと思っていたのでクーラーの購入は見送ったつもりだったがもしかすると秋口まで辛いのかも。

惰性で電気街に来てしまったがこれと言って買うものがない。必要だけど来月以降に買う予定な家電とか見に行ったりする。途中どっかの立看板で渡辺製作所の新作発見。QOHの続編は出さないって言ってなかったっけ?とか思いながらちゃんとチェックしてなかったことを後悔しながらあきばおーで購入。こみぱのキャラばっかで基本的にはQOHだけど、これが同人ソフトのクォリティですかという単純な感想もQOHを初めてやった時と同じ。僕はアクションゲームを作るようなノウハウはないけど、開発にあたっての処理だけでなくアイデアとか発想とか言うものはこういうものから得ることも多いんだろうなあ、と改めて思う。イベントとはそういう意味で重要な場所だとも思うし。

夕方頃会社の奴から電話があり、転職先の内定をもらったらしい。実際決まってみると動揺しているという本人の言葉は確かに上ずっているような気もする。
会社だとか就職だとか仕事だとかいうことが、実は一生をかけてのものでもないということは学校を辞める少し前から気付いていた。僕がいつまでも自分の仕事にプロ意識を持てない事はそういった考え方の影響する所だろうが、同様に転職についても(良くも悪くも)軽く考えていると思う。自分がこの先この会社でどれだけの期間やっていけるのか、ということよりも実際問題なのはプログラマーやSEしかいない今の会社で自分自身が10年経って何をやっているのか、ということだと思う。きっと何年経ってもなにかしらのシステムをつくることや、それに必要な技術者の需要はあると思う。だけど実際の待遇が改善されているとは考えにくい。結局今のまま出向先がころころ変わったり、もっと言えば使い捨てな扱いが、結婚しても子供が出来てもこの先ずっと続くことを考えると転職ということを常に念頭においておくことは必要なことであると思う。
そういった今の会社に対する考え方は人それぞれだけど、基本的なところでは共有していた事も多くあるはずで、少しの機会の差だったり何かの理由で予定通り仕事場が変わる、とそれだけのことなんだというくらいに考えているんだけどねえ。僕も、僕以外の同期の連中も残る意思があって残っているわけじゃないし。
ともあれ現状をもう少しでもいい状態にするための決断なわけで、生活が少し変わることに対する不安はあるだろうが、うらやましかったりおめでたいことだと思う。

・・・片付けに少し手間取り、夜頃食事のため二人で出かけるがうろうろしているうちに上野についてしまう。結局居酒屋で二人してかなりの電波を吐いて帰ってくる。って、明日から仕事か・・・。


次郎吉 |MAILHomePage