雑記

ここに掲載されているテキストはフィクションです
DiaryINDEXpastwill


2001年09月05日(水) 本当は新神戸で降りたかった話。

出張の荷物を全然作っていなかったことを思い出し、いつもより少し早く起きる。が、昼に東京駅でいいので近所の床屋へ出かける。今の部屋に越してきて1ヶ月、この店へ来るのはまだ2度目だがご主人と奥さんは「毎度」とか「いつもどうも」とか言う。そりゃ店の前を通ったときは会釈くらいするけど、とも思うが誰かと間違えている様子でもなく、いつもとにかく短く、とだけ言う僕の頭を時間をかけて切ってくれる。短さはともかくバリカンを使うよりもやはりハサミで切る方がキレイに仕上がると言うご主人は、切りおわった僕を鏡越しに見ながら「ほらスッキリした」と繰り返す。これは前来たときと同じ。いい店なのでここに通うことにしようと思う。
新幹線を利用する機会が最近は多くなり、切符売場はここで、自由席はこっちのエスカレーターで、しかも何故かいつも4号車で・・・と、動きの流れが定型化している気がする。新横浜からは先輩が乗っているはずだが違う車両にいるようなのでビールを買ってしまう。ちゅうかまたいつものノリで飲み過ぎる。

夕方に姫路駅到着。今回は簡単な修正だけど、一応今日のうちに修正だけ終わらせて動作確認は明日の早めに終わらせることにして、とりあえずレンタカーで客先へ向かう。前も簡単な作業だけのつもりでやってきてずいぶん訳のわかんない延長になったよなぁ、とか不吉なことを考えながら到着すると客先ではみんなニヤニヤして迎えてくれた(笑)。
ところが、というか予想通り、早くも不安は遠からず当たっていたようで印刷項目の変更だけだと思っていたのが、実はデーターベースの変更を伴う作業に格上げされてしまう。ってもいいかげんな見通しを立てたのは僕だし、10分で終わると思ってた作業が2時間になっただけなんだけども。週末まで続くなら夏休みとって実家帰りたいなぁ、とか思ったが金曜は予定通りに東京で仕事らしい。
帰り、先輩と二人で焼肉屋を探し深夜の市内を小1時間ばかり走り回るが見つからず。十分負けた気分になって、6月7月と泊まっていた向かいのホテルに到着。割引は効かないが珍しく自分でもナイスな判断だと思った。


次郎吉 |MAILHomePage