雑記

ここに掲載されているテキストはフィクションです
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2001年09月13日(木) 目の前でビルが壊れているということ

前日の続きを、その勢いで書こうとしたが、社会人である次郎吉がよせと言う。もう少しすれた次郎吉は自意識過剰なんじゃねぇの?とも言うが、電波は出ていてもそれをテキストにするボキャブラリがないんだから仕方がない。

さっき見たニュース。今週中はメジャーリーグの試合もないらしい。
自重する、というかそういう雰囲気は分かるが、非日常という空間にいきなりいてしまっている市民の心境というものは、なんでもいいから日常的なものがまた以前と同じように始まればずいぶんと楽になるものだと思う。いつも見ていたビルがなくなったり、いつもいた人がいなくなって困ったり迷ったりする気持ちは、アメリカの市民は経験したことがないことだと思うが、できる範囲で今までのものを元に戻せるのなら、なくなってしまったものがまったく新しいものに形を変えて、新しく始まったとしてもそれは十分受け入れられることだと思う。僕は、ね。
地震の時、早く電気つかないかなぁ、とか考えてたのを思い出した。


次郎吉 |MAILHomePage